マニフェスト
去る7月31日に自民党のマニフェストが示されました。今日(3日)やっとその要旨に目を通しました。「10年で家庭の手取りを100万円増やし・・・」には眉につばを付けたい思いです。
一方どのマニフェストにも国家のあるべき姿(ビジョン)が示されないことに私は不満を持っています。結果目先のことのみの安易な迎合、これで良いのでしょうか?
中でも高速道路の無料化には絶対反対です。欧米のように4車線5車線の高速なら可能でしょうがほとんど2車線の日本の高速道路では渋滞と事故の多発しかありません。せめて現在の半額が譲れる範囲です。
さて、自民党のマニフェストで私が最も気になるところはやはり教育問題です。そこには
・教員免許更新制の着実な実施により質の高い教員の確保
・教員の政治的中立を確保し、教育現場を正常化
とありました。この約束事は重要なことです。民主党の教育問題には“衣の下の鎧”がしっかりと見て取れます。民主に任せば既報のように間違いなく日教組支配による左傾化教育界に変質する危険性があります。
次に“日米安保体制の一層の信頼性向上を図り・・・”で始まる、外交・安全保障については「日本を守る責任力」が少しは感じられます。
憲法については“早期の憲法改正を実現したい”とありました。これには多いに賛成です。
気になることは民主党ほどではなくてもばらまきの感がぬぐい切れません。人間の欲望には際限がありません。それに妥協していては政治とは言えないのではないでしょうか。気が付いたとき日本人が「物で栄えて心で滅びる民族」になっていたのでは遅いのです。歯止めをかけるときでもあると思うのですが?
どうも各政党のマニフェスト、特に野党は本心を隠しているように感じてなりません。民主党東京都議会議員の土屋たかゆき氏のブログ「今日の“つっちー”」を見ると、民主党のマニフェストを《ハキリ言って、日本を滅ぼす》と断言しています。是非みてください。