独裁?
今日(6日)のメディアによりますと「民主党の候補者がこのまま選挙に入り最大数当選すれば小沢塾出身の代議士が100人を超える」とありました。
これは大変なことです。民主党がもし政権をとればまさに小沢一郎の独裁が始まるわけです。小沢氏が過去如何程のことをしてきたかは賢明な人であればご存知の通りです。
日本の政界を永い間見てきた人に言わせれば、彼は一言で言えば「独裁者」です。それはGoogleで「小沢一郎の正体」を検索していただければ一目瞭然です。そこには過去の彼の言動や今日の多額の国債の基は誰が原因か等、多くのことが披歴されています。
数は力をベースに、金権政治を持ち込んだ田中角栄の下で角栄や金丸信の寵愛を受け30代で幹事長を務め、自民党を壟断してきたのが彼です。
田中角栄は数の力であらゆる道理を踏みにじり今日の政治腐敗の元凶のような集団を作ってきました。当時その側近として君臨していたのが小沢一郎であり、同じくその中枢にいた人物が現在民主党の長老(小沢一郎・羽田孜・渡辺恒三・石井一)として隠然とした力を持っているのです。当時「草履取り」をしていたのが今日の鳩山・岡田たちです。
いずれにしても、有権者は決して時世に流されること無くしっかりと人物を見て次の衆議院選挙に臨んでいただきたいと私は念じています。
判断を誤れば、安全保障や外交、さらに教育問題・外国人参政権問題・日中問題・北朝鮮問題・靖国問題・皇室問題等々マニフェストでは見えない部分で、われわれが想像すら出来ない方向に進展することが杞憂されます。
最も心配されることは、過去の海部内閣の時のように鳩山内閣が出来たとしてもそれは小沢一郎の傀儡政権となることです。そうなれば大臣、特に法務大臣は彼の思うままとなり、彼の様々な問題は表に出ることはなくなるでしょう。