脳死は人の死?

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昨日(18日)衆議院本会議で、「脳死後の臓器提供年齢制限を撤廃し本人が生前に拒否しなければ家族の同意で提供が可能にすることが出来る」という、臓器移植法改正案のA案を賛成多数で可決しました。

 

この問題は何年も前から議論されてきました。臓器提供を待つ人が沢山おられることは多くの方が承知しています。その本人及び家族の気持ちは十二分に理解できます。

 

一方、脳死の方を看病しておられる方もおられます。今朝のニュースでも4歳の脳死の子どもを看病しておられるお母さんは、「求められても提供できません」とおっしゃっていました。脳死であっても命は呼吸をし爪も髪の毛も伸び懸命に生きようとしているのです。

 

ご承知のように生命の最初の誕生は心臓の動きから始まります。やがて細胞分裂をして様々な組織へと成長してゆきます。こうしたことを考えると、果たして脳死を人の死として断定して良いのか疑問が出てきます。

 

日本には日本の歴史と文化があって、何でも欧米に習うことはないと思うのです。せめて8割以上の国民が理解できるまで議論を尽くして頂きたいと思うのですが?

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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