一般質問
去る4月30日、前教育長北川貢造氏が辞職しました。現市長の下、教育長の辞職はこれで3人目です。
この問題を踏まえて、今回の議会で「教育委員会制度」について一般質問をしたいと考えています。
問題は、今日の日本の教育行政は現行の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に基づき運営されています。そこには、
①政治的中立(首長からの独立)の確保
②継続性と安定性の確保
③地域住民の意向の反映
が強く求められています。
この視点に立ったとき疑問点が出てきました。
一つには、果たして川島市政において政治的中立が確保されているのか
二つには、教育委員会委員の選考についてYESマン集団になっていないか
三つ目に、教育委員の選考について地域性を考えることは今後可能か
以上3点の質問をしたいと考えています。
そもそも教育委員会制度は選ばれた一般人(レイマン=学識・経験豊富で人格高潔な人)5~6人による合議により、大所高所から教育の基本方針を決定し教育の専門家である教育長が執行するという、いわゆるレイマン・コントロールの下に運営されるものなのです。
しかし、ここ数年の長浜市の教育の有り様にはいささか疑問が残ります。
この度、伊藤宏太郎氏に教育長として再登場していただくことになりました。前回何故辞職したのか私には今だ理解できていません。今回、教育現場の問題だけでなく、合併に向け様々な問題が山積しています。この難局に対応できる人物は彼しかいないでしょう。
ただ、またぞろ過去の教育長の辞職問題のようなことに巻き込まれてはならないと思うのです。腰を据え、安定と継続性のある長浜の教育に携わってもらいたいと念ずるばかりです。
◎一般質問は6月10日~12日です。始まりは基本的に10:00です。質問者が多いときは2日目に9:00から始まることがあります。時間のある方は是非とも傍聴にお越しください。市議会の様子がよく分かります。(長浜市議会の傍聴席は全体が極めて見にくくできています)