国防論を
今朝(17日)の新聞には、北朝鮮が三度目の核実験準備をしているとか、ミサイル発射準備を2カ所でしていると報道されています。今回、日本は首都圏と関西にMD(ミサイル防衛)システムでの迎撃体制を取るとのことです。
さらに今朝のニュースを見ていると、「米韓首脳会談で米国の韓国に対する『核の傘』提供を明記した合意文書をまとめる。」とありました。これは韓国が第三国に核攻撃されれば、米国が核を含めた手段で報復することを約束するものです。これは北朝鮮への核抑止をねらったものだとは思いますが。
一方、国内では小池百合子元防衛相は昨日(16日)党基地対策特別委員長を辞任したとありました。これは麻生首相に提出した提言の「敵基地攻撃能力の保有」の項目に「予防的先制攻撃を行わない」との文言が盛り込まれたことに抗議するためのようです。
この文言は提言の作成過程で、「外国に誤解を与えてはいけない」とする山崎拓元副総理らの主張を取り入れて採用した表現であるとのことです。
これに対して小池氏は、「『専守防衛』で手足を縛り、『予防的先制攻撃』でさらに縛る。縛る話ばかりだ。日本の防衛政策を縛り続けていいのか。近隣諸国への配慮と言っても、向こうは配慮なんてしていない」と語っています。
まさにその通りであって、非核三原則を含め日本国防衛のあるべき姿をしっかりと議論するべき時ではないかと考えます。
私は、家族のために・国家のために座して死を待つことは出来ません。
次の衆議院選挙では政権を懸けてそれぞれが外交・防衛問題をマニフェストに明記してもらいたいものと思います。