辻井伸行さん
昨日・今日(9日)と各テレビ局はテキサス州フォートワースで開かれたバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した二十歳の辻井伸行さんのことをニュースで何度も流しています。
中でもバン・クライバーン氏と抱擁している姿は感動的でした。私は何度も胸が熱くなりました。
演奏の部分的なところしか解りませんが、聞いていて、透き通るような音色に誰しも感動すると思いました。彼にとっての障害は何の障害にもなっていないようです。
幼い頃から「神童」と言われていたようですが、何でも小さいときに南の島?へ家族旅行をしたとき、ホテルに電動式のピアノがあったようです。彼が弾きたいと云うことで電動式を手動に変えてもらい弾いたと云うことです。
ピアノを弾いた後、会場の人から万雷の拍手をもらい、握手を求められと云うことです。そこで自分のピアノを聞いている人の感動を知り、ピアニストになることを決意したようです。
2年前?に米原市に演奏に来られました。子どもと家内が演奏を聴きに行ったのですが、音色の美しさに感動したようです。
辻井さんは今回の優勝にあたって「お客さんが感動してくれたのが一番嬉しい」と語っています。また全盲というハンディについて「障害者というより、一人のピアニストとして聞いてくれた手応えがあるので、それがとても嬉しい」と語っていました。
内外共に暗いニュースが交錯するとき、一服の清涼剤のようでもあり、国民に明るい話題を与えていただいたことに感謝したいと思います。
辻井伸行さんおめでとう!そして感動を有り難う!