自民党さん本当に大丈夫?
今日、自民党の政策パンフレットが入っていました。「民主党さん本当に大丈夫?」というのです。それにしても今回、自民党は民主党批判が多いですね。
確かに、国旗を割ったり、旧民社党の支持母体に遠慮したり、少し不安を感じます。
私が大学に入った頃のことです(1980年)。大平内閣が衆議院選挙で敗北。その事で大福戦争で100日抗争でしたか?それで国民があきれていたときに解散総選挙になりました。今の民主党ほどではないですが、与野党逆転か?と言われましたが、大平首相が途中で死亡。結果は自民党が圧勝でした。
3年後に中曽根内閣が戦後政治の総決算、83年政治決戦といって春に統一地方選挙、夏に参議院選挙、年末に衆議院総選挙がありました。結果は自民が敗北。その後、新自由クラブと連合政権をつくり、次に圧勝するまで続きます。
当時の自民党は逆風になっても横綱らしく、そんなに野党批判などはしなかったですね。人でもそうですが悪口を言うと自分のアラが現れてくるものです。今回の麻生首相が私の記憶なら初めてです。まあ、K元首相はもっと上手に野党を封じ込めて国民を欺きましたが。
民主党にはこのコブログでも何人かの方がいっておられますが、大きな欠点というか致命傷があるようです。
それでも、自民党、いいことを言っておられますし、公約もしておられますが3分の2戦法を使えたこの4年間、何ができましたか?あれだけ国民を痛めつけた構造改革でも、天下りなどは一つも消せない。こんな事でえらそうに言えるのでしょうか?
いつも言いますが中国古代の思想化、孔子の論語で君主の心構えについて言われる言葉。
君主だったかな?「君主は何をするべきでしょうか?」
孔子「兵・食・信を満たすべし」
君主「もしやむを得ずしてどれかを捨てるとしたら」
孔子「兵をすてるべし」
君主「もし、残り2つのうちやむを得ずしてどちらかを捨てるのなら」
孔子「食を捨てるべし。信無くして国は成り立たず」
でした。これは学生時代、大河ドラマ「徳川家康」で今川に人質になった幼少期の家康に今川の軍師・雪斎禅師が教育をしている場面で出てきました。家康も食と信では「信をすてまする、食が無ければ生きられませぬ。」と答えました。それに対して雪斎は「だがな、孔子は違ったぞ、君主と言う者はこの信を満たすことが大切なのじゃ。」と教えていました。
信を満たすのはどの政治家か考えたいものです。それでも、地元に有利な人でと言うことで投票してしまうのでしょうね。私も含めて・・・ああ、小市民。
コメント
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2009/08/29 20:50カンさんへ
続けてコメントいただき、ありがとうございます。選挙も昔と違い静かですね。演説会などが多く、廻っていられないのでしょうか?それとも長浜は票にならないのかな? -
2009/08/29 21:58国民が信頼できる政党は何処か?
難しいですね!
私“民無信不立”を肝に銘じております。 -
2009/08/29 22:39政党の考え方は、国民の考え方を反映しているに過ぎません。国民は政党の責任にしていますが、それは即ち、国民の責任ということです。
明日の結果は国民の責任。その結果のためにこれから展開される局面もまた国民の責任。
人の責任にするのは簡単で楽ですが、それでは国は変わらず、よくならないでしょう。義務に立脚した民主主義政治が実現することを祈ります。
感謝 -
TAKESI2009/08/30 13:01私も船浅さんに同意します。
よく小泉さんが格差を広げて、社会を悪くしたなどと言われますが、たった一人だけのせいなのであろうか?担いだ者の責任はないのだろうか?
かつて、JFケネディが言った『国があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何が出来るかを問いたい』という言葉は今の日本人には理解できないのかもしれない。 -
2009/08/30 17:28君が代さんへ
今考えると信頼できる政党がないというのは残念なことです。私も政治に限らず、会社経営においても社員同士の信が大切だと思っています。何年か前に伏見工業高校の山口監督が「信は力なり」と書いてサインしてくださいました。国や地域の一番大切なのは「信」であるのでしょうね。
船浅さんへ
私もそう思います。小泉改悪を選んだのももっと遡ればドイツのヒトラーを支持したのも国民の責任です。ただ、愚かな指導者に率いられた民衆ほど不幸なものは無いといいます。もっと、そういった国のためにと言うものを正しく、幸せになるような目的の元に教育が必要だと思います。
Worksさんへ
国民がしっかりして、吉へ持って行きたいものですね。
TAKESIさんへ
本当ですね。国民がその道を選んだのが悪いんですよね。戦争への道でも米英が悪いのではなく、その道を選んだ国民が悪いのです。世界中が信頼し会える国づくりを目指して微力ながら歩みたいものです。そしてもし誤ったら、すぐ引き返すことですね。