給料日

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 明日25日は当社では給料日です。 

 ある有名なパンのコンサルタントが「経営者と従業員の違いは何か?」と聞かれて「給料日がすぐ来るのが経営者、なかなか来ないのが従業員。」といわれていましたが、本当にそうですね。私も社長になってから思うのが、それにプラス「支払日がすぐ来るのと入金日がなかなか来ない。」でしょうか。その点、直販(店売り)は現金が先に入りますからありがたいものです。普通の中小企業の社長はこういうものでしょうが、ものすごく好景気な会社はどうなのでしょう?「社員が喜ぶ顔を見るのが楽しみだから。」「取引先のおかげで良い商品が提供できるから。」ということで、「給料日や支払日が待ち遠しい。」そんなことばを社長が心から言っているのでしょうか?もしそうであれば、かくありたいものだと思います。

 

 先日、長浜で素晴らしい経営をされているある会社の専務さんが、ある会合で自社の方針考え方を発表されたのですが、その中で福井県の有名なお箸やさんである「せいわ」さんの「給料は誰からもらっている?」の題で社長の社員へのメッセージを紹介されました。その中味の一部をここに紹介します。

給料は誰からもらっているのか?

、「お客様からいただいている。」

  お客様に買っていただいて初めて売上として会社にお金が入るわけで、それが元で給料が払えるわけです。

、「会社からもらっている。」

   会社の業績が悪くて金が無くても会社は給料を出さねばなりませんので借金したり、社長の貯金を崩しても払います。会社があってこそ働け、給料がもらえるのです。

、「自分で稼ぐものです

  お客様に買ってもらわねば給料は支払えませんし、借金ばかりも出来ません。社員一人一人が買っていただけるように「買っていただく努力と技術」を身につけなければなりません。

 とにかく、お金が入る事に知恵を出し多くする。お金が出る事にも知恵を出し少なくする。これが会社の利益、皆様の給料につながるのです。ありがとう。

  と、ありました。この社長の文章を読んだとき、わかりやすく、いやみが無く、人間として知っておかなければならないことを教えていただいている気がしました。

 

 私たちの給料(私たちの収入)は誰からいただいているのか?それを、私たち一人一人が認識する事はお金を大切に使うことにもつながる重要なことと、改めて認識いたしました。「なんだ、当たり前のことじゃない。」と思われる方が多いと思いますが、改めて考えて見る必要はあると思います。

 

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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