ノーベル賞
ノーベル物理学賞を3人の日本人科学者が受賞のニュースが飛び込んできました。うれしいですね。日本人6年振りとのこと。オリンピックの金メダリストと同じで、日本人はなかなかありません。アメリカ人はこれもオリンピックと同じ、毎年受賞しておられます。
ご存知のようにノーベル賞はダイナマイトを発明したノーベルが、爆薬によって戦争が悲劇的になることから、自分の財産をあらゆる分野で世界に貢献した人に使って欲しいということで制定されたものです。始めは平和賞、物理学賞、化学賞、医学生理学賞、文学賞の5賞、その後、経済学賞が加わり6賞あります。日本人は経済学賞のみ受賞がありません。何でも、選考の際に欧米よりの傾向が見られ、私たちが偉人として習った野口英世や北里柴三郎は候補にまでなりましたが、受賞できませんでした。
今回は3人の方が同じ研究で受賞とのことで、名古屋大学は大喜びのようです。私も受賞者の一人の益川敏英さんが我が母校の教授ということで、喜んでいます。(私の在籍時にはおられませんでしたが)昨日、インターネットで見ていて母校の名前が書いてあるのですが、京大名誉教授とありましたので、「腹立つ誤植だなー。」と思っておりましたが誤植ではなく2003年我が母校の教授になられていたということで喜んでいます。ただ、我が母校はノーベル賞受賞者の学校として価値がないというのですかね?どうして新聞は併記するか現在の在籍でださないのですか?これが、今回ちょっと気に入りません。私のひがみでしょうか?フジテレビはちゃんと出していましたよ。
先に述べた北里柴三郎も今回の南部さんも、弟子はノーベル賞をもらうのにその元の研究をしている人は、もらえないというように、やはり壁があったようです。壁を破ってくれたのは湯川博士、それから何人もの受賞者によって日本、アジア、黄色人種の力が認められて行きました。物理学賞は研究の成果が証明されるのに20~30年かかると言われます。今回のも私が高校くらいのときに出されたものだそうです。日本の科学者たちに乾杯!