平和堂周年祭
本日広告を見ていると、平和堂長浜店の周年祭売り出しのチラシが入っていました。毎年、同じくらいの月にオープンしたお店で周年祭企画をされるのですが、その期間と特紹会の日はいつにも増してお客さんが来られます。私も昨年まで関わっていましたのでちょっと興味を持ちました。
平和堂長浜店、駅前店と思っておられるでしょうけれど正式名は長浜店です。今でこそ一部上場の大きな会社ですが、長浜店は私が小学校2年生くらいのときにオープンしたと思います。平和堂全体では彦根銀座店、くさつ平和堂に次ぐ3号店でありまして、これを気に大きく伸びる礎となりました。ですから、創業者の夏原平次郎さんは本年5月を持って会長職からも正式に退かれましたが、在任中はかなりの思い入れがあり、先述の3店はどんなに赤字でも原点だから消さないとおっしゃってたようです。
小学校から高校までは長浜で一番大きなショッピングセンターでしたので、イベントもたくさんありました。ウルトラマンのサイン会並びにショーなどは覚えています。そうは言っても今ではとても現代ニーズには応える事が出来ません。商圏としては旧八号線より西で南北は徒歩圏内でしょうか?ただ、旧市街地でもしなくなったら地元の人が一番困る店の一つであると思います。
企業の存在価値が問われていますが、少し消極的な意味で今の長浜店の存在価値はあります。商店街はどういう存在価値か?先日も北近江のええモンとして残って生きたいと書きましたが、各店の存在価値がうたえない店は存続が困難になっていくでしょうし、商店街などがいくらまちづくりとかコンセプトを作っても、肝心の個店がしっかりしなくてはなにもなりません。自社の存在価値は他人の協力や力添えを得ても最後は自社でしか構築する事が出来ませんので、まちなかでもそういうことを考えながら語って行きたいと思います。
ちょっと考えがうまく言えなくてすみません。