お医者さんの現場について
本日、忙しい日で遅い昼食だったのですがテレビを見ていると「9年前に小児科医が自殺した問題で、1審と今回の2審とも過酷な勤務による労災は認めたものの、病院の賠償はなしということで遺族の敗訴となりました。」というニュースがありました。
実際に素晴らしいお医者さんだったそうで、娘さんはお父さんが過酷な医療現場から「医者には絶対なるな。」といわれていましたが、お父さんの魂を受け継いだのでしょうね、お父さんが自殺されたあと、勉強して医者、それも小児科の医者になられました。今ではお子さんもおられる中、医療現場の改革に戦っておられます。
医者不足になり医者の中にはひどいのもいます。私もそれによりひどい目にあった事もあります。そんな中、訴訟リスクが高い事と儲けが少ない事で産婦人科と小児科の医者が少なくなり、勤務医の中には当直がものすごい時間になる人が出ています。本当に心のそこから「先生」と呼ばせていただきたくなるような人達です。
現在、病診連携の推進に取り組んでいますが、私はそれに地方の病院と大学もしくは国立病院クラスで診察・手術分業ならびに連携をお願いできないかとおもいます。そうする事により難しい手術をなれない医師がするのではなく体制が整っているところで、行うなどして、事故のリスクを減らせるのではないでしょうか。私は医療は資本主義ではなく社会主義で行わなくてはならないのではないかと思います。
とにかく、予防・診察・治療・療養これらの連携システムの早期の構築が必要ではないかと思います。
それと患者もモンスターにならないこと、医療をどうよくしていくかを考えましょう。