違法献金?
去る10日にやっと退陣を表明した菅首相ですが、その背後は大きな闇に包まれています。それは民主党そのものの姿でもあります。
11日の産経新聞“首相に申す”(櫻井よし子氏)は「民主使った違法献金か」の見出しでした。既にこの問題は報じて来ましたが、、さらに闇の部分を抜粋して記します。
“・・・。鷲尾英一郎、小宮山泰子両議員らによる疑問で、菅民主党の本質を抉り出す性質のものだ。両氏は07~09年にかけて市民の党に、776万円と960万円を献金、その他に05年に各2500万円を市民の党に献金している。
・・・。鷲尾氏は一連の献金に自らは関与していないと強調、同件は市民の党による迂回献金だとの見方を示した。現首相、前首相が巨額の献金を行う市民の党は、民主党そのものを違法な迂回献金の抜け道に使っている可能性がある。
首相の突出した献金は何故か。酒井氏や市民の党が掲げる革命や価値観に共鳴しているからなのか。民主党が政党資金の8割強を政党助成金に頼る公金政党であることを思えば、右の問にはとりわけ真剣に答える責任がある。
他にも、民主党の組織対策費は一体どうなっているのか。この問題を追及した松田賢弥氏の指摘では、組織対策費の名目で少なくとも約37億円が使途不明のままだ。
10年に小宮山洋子氏が党財務委員長として調査に入ったものの、実態は今も公表していない。・・・。
その全貌が判明すれば「党がぶっ壊れる」(佐藤泰介元財務委員長)と言われる組織対策費について、菅首相以下、クリーンを標榜してきた民主党の面々は口を拭い続けるのである。
菅首相を包む政治資金の闇は、まさに民主党を深く広く蝕む闇である。”