全国学力テスト
今日(21日)産経新聞“主張”に、「毎年、全員参加にせよ」、の見出しで全国学力テスト(小6・中3が対象)について述べたれていましたので、私の思いを混ぜて記します。
“22年度は民主党の事業仕分けで仕分けられ、抽出方式に変わりました。しかし、実態はと言うと「序列化や過度の競争を招く」とする日教組に配慮したものです。
(民主党には小沢一郎の腰巾着といわれる輿石東という、日教組の親分?を抱えているから文科省も・・・。)
保護者の7割が学校別の成績公表を望んでいるというアンケートもあります。抽出方式では、参加しない学校や児童生徒の課題は分かりません。
中教審会長の三村明夫会長も個人的な意見として、「悉皆調査にすべきだと思う」と述べています。
教員の資質向上は教育再生の重要なカギです。競争や評価を嫌う教職員組合の主張で教育がねじ曲げられてはないらない。”とありました。
ちなみに、22年度滋賀県の公立小学校の学力調査及び体力調査結果は悲惨なものでした(毎回のことですが)。
学力調査ランキング;37番 体力調査総合ランキング;40番 (男子;35番・女子;45番)
中学校は、
学力調査ランキング;26番 体力調査総合ランキング;14番(男子;11番・女子;16番)
中学校は、進路指導を控え真剣に学習指導に取り組む一方で、部活動指導にも熱心に取り組んでいる成果ではないかと思います。
例年体力・学力共にトップの秋田県で現在県立高等学校の校長をしている知人に数日前に電話で尋ねてみました。すると、
「秋田県は20年前は40番前後だったが、県教育長の指導の下、細かい指導が行き渡り近年レベルが上がってきた。特に小学校教育が充実しているように感じる。先生方の研修もあるが、特に目につくことは子どもたちが『基本的生活習慣』をしっかりと身につけていることだ。自分の勤務している学校では、15年前後前はかなりいた退学者が近年0になった」、と話してくれました。
滋賀県も大いに学ぶべきところだと思います。