求む・強きリーダー
先のノーベル平和賞に中国の民主活動家劉暁波さんが選ばれました。彼は「この賞を天安門事件の犠牲者に捧げる」と語りました。この受賞には中国政府の度重なる圧力があったといわれています。
この受賞により、欧米各国の政府は氏の釈放を求めています。台湾の馬映九大統領も劉氏の釈放を中国に求めています。
市民運動家で民主化を誰よりも標榜してきた我が国の首相菅直人は、劉氏の受賞を「しっかりと受け止めておきたい」と語るだけで、今日まで「釈放」という言葉を語ったことがありません。
いまからでも遅くはないのです。中国にしっかりと劉暁波さんの釈放を強く求めれば如何でしょう?そうすれば支持率は強く跳ね上がり「小沢一郎何するものぞ」と強く打って出ることが出来ると思うのですが。
いまの日本国は、このままならず者国家中国に身を売るのか世界に冠たる日本国になるのかまさに岐路に立っていように思われます。
今日の報道によりますと、民主党有志による劉暁波氏を支援する会を結成するという動きもあるようです。野党も共に取り組んで頂きたいものです。少しですが、期待をしたいと思います。
いま日本にはチリの落盤事故のリーダーで最後の救出者となった現場監督ルイス・ウルスアさんのような強いリーダーが求められているように思います。
今日のように周辺国が極めて危険な状況下では、逃げ腰・弱腰で、その上自己保身の管直人氏では日本国の首相はとても無理なようにお思われてなりません。