事業仕分け(道徳・学テ)

テーマ:政治・経済
今日(8日)は文部科学省の事業仕分けの内、道徳・学テについて述べたいと思います。


まず道徳ですが、これは「心のノート」を含む予算を3分の1~半額にしようという仕分けです。「心のノート」は道徳の授業の導入やまとめの段階で使用するものと聞いています。


戦後教育では、多くの所で個性重視に目が向き、公共心・規範意識等を養うことがおろそかにされてきました。結果、様々な課題が社会に山積し、平成18年末の改正教育基本法では道徳教育の重視を掲げました。


ところが、この度の仕分け作業では人間としてあるべき姿を取り上げた文科省の「心のノート」をめぐり、「あるべき心の見本市で気持ち悪い」等の意見が出て、事業は縮減となりました。今こそ気持ち悪いほど道徳を中心とした学校教育が重要だと考えるのですが・・・。


次に、全国学力調査(学テ)についても予算大幅縮減(全国一律から抽出制)になりました。


学テは子供たちの学力を把握して国や各教育委員会の教育施策を検証すると共に、各学校の授業等の改善に生かすことが目的です。これによって各教育委員会は改善策を講じ、各学校は授業改善に努力をしてきました。


事実下位であった各教育委員会や学校は上位の教育委員会や学校に視察に赴き授業改善に努め成果を上げているのです。こうした事実を如何様に考えるといいのでしょうか。
しかしこれら道徳・学テは日教組がずっと反対してきたことです。


今年1月14日日本教育会館において「日教組新春の集い」が行われました。そこには鳩山由紀夫現首相、輿石東(日教組のボス)現民主党副幹事長も出席し以下のように祝辞を述べています。


鳩山氏
“選挙のときにご支援くださる皆さんの温かいお気持ちに感謝を申し上げたい。日教組と共にこの国を担う覚悟です”

輿石氏
“日教組は政権交代に手を貸す。教育の政治的中立を言われてもそんなものはありえない。政治から教育を変えていく。私も日教組と共に戦う”


私はこうした発言は極めて危険な発言と考えます。そこで是非検索していただきたいものがあります。それは日教組の「教師の倫理綱領」です。注目することは「4」番です。そこには“教師は科学的真理に従って行動する”とあります。この「科学的真理」とはマルクス主義と考えられます。


マルクスは
“青年に対し祖国の前途に対する希望の灯を奪い祖国を呪詛する精神を扶植することが革命の近道である”と、有名な言葉を残しています。



一般組合員はこのようなことはまったく知らないと思います。しかし幹部はこのような思想に則り、活動をしています。このように考えると、このたびの文科省の予算に対する削減を見ると何かうなづけるものがあります。


今、日本国が向かおうとしている方向をしっかりと見極めるべき時にだと思うのですが・・・・・?

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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