鳩山新代表
今日(16日)15:00頃民主党代表選挙結果を知りました。鳩山氏124票 岡田氏95票 その差29票でした。
振り返りますと小沢氏の顔色を見ながら幹事長として最後まで支えた鳩山氏は、西松建設問題が発覚した頃は一蓮托生と云っていたはずです。となると、新たに鳩山氏が党首になっても何ら小沢体制と変わるものではないと想定されます。しかもその何れもが金権政治を持ち込んだ自民党の田中派~経世会の流れをしっかりと汲む者です。
当時経世会7奉行と云われた中で現在3名(羽田孜・小沢一郎・渡辺恒三)の現職は総て民主党に所属しています。
これは自民党にとって極めて都合がよく攻めやすい人物が選ばれたことと思います。民主党はどうしたのでしょう、本当に政権を取る気持ちがあるのでしょうか。本気で取るのであれば2者択一となればどう考えても岡田氏しかないはずなのですが?124名の多くは国民の思いからかけ離れ、絶大な権力に押さえられ目の前のニンジンに飛びついたのではないでしょうか。
小沢氏の傀儡と揶揄される鳩山氏について弟の鳩山邦夫総務大臣は「(由紀夫氏では)かんぽの湯と同じ。出来レースでは印象が悪いだろう」と皮肉っています。
しばらくはお手並みを拝見してゆきたいと思います。
願わくば麻生氏も鳩山氏も日本国の骨格を明確にすると共に、内政・外交における日本のあるべき姿をしっかりと示していただきたいと思います。その上で何れを選ぶかを決めたいと思うのですが?