小沢一郎辞任
今日(11日)17時頃、LIVEで小沢民主党党首辞任を見ていました。党首は辞任についての理由を説明していました。それは「政権交代のために己の身をなげうち辞任することにした」とのことでした。しかし、これでは民主党が「国民生活第一」と公言する前に自己保身(敵前逃亡→党首討論回避も含む)と政党第一ではないのかと思いました。
問題は、自身のお金と政治についての説明が一切なかったことです。それは西松建設からの巨額の政治献金問題(不動産問題もありますが)です。換言すれば陸山会の裏金問題です。あれほど検察を批判していたのにこれでは世間が云うようにとても説明責任を果たしたとは思えません。氏は西松問題とは関係ないと云っているのですが誰が信じるのでしょうか。
結局この説明をしないことには今後も自民党を批判する術がないと思います。つまりは民主党も金権政治ではないかと云うことです。国民には民主党について何時までも“不信と不安”がつきまとうことになるのではないでしょうか。民主党が本当に政権を取るには小沢氏の離党か引退しかないと思うのですが?
近く新たな党首の選考(選挙)に入ることででしょうが、今の状況では誰が党首になっても小沢一郎にコントロールされた民主党になることでしょう。なぜなら小沢氏の説明責任について誰も語らないことです。
渡辺恒三氏に至っては「賢い立派な判断をしました」と云っているのですから。