新年を赤海鼠で
テーマ:ブログ
2008/12/30 19:37
今日(30日)は8:00過ぎに家を出て鳥羽へ直行し10:30頃につきました。今日初めて草津経由で第2名神を走ったのですが、結論は八日市で降りて鈴鹿越えで伊勢自動車道が最も早いと感じました。
さて、昭和48年頃から毎年この30日には鳥羽まで赤ナマコを仕入れに行っています。そのナマコは伊勢湾に浮かぶ神島周辺で潜水夫が素手で獲ったもので傷がなく幾分日持ちもいいのです。
今朝神島から7㌔鳥羽の港に届けてもらったものです。私は人生の半分以上このナマコを食べてお正月を感じています。
食べ方は極めて原始的で縦半分に切ってコノワタを出し、後はナマコを約5ミリ間隔で切ってお皿に盛り付けネギをかけて後は小皿にとってそのまま何も付けずに食べるのです。
磯の香りとネギの香りが交じり合い、海の塩味がわずかにしてなんとも言えない春の感じがします。
鮮度がよければこれが最高の食べ方です。コノワタは砂を抜いて杯に取っておき少し塩をかけてしばらくしてから頂くと酒のつまみには最高です。
今日も例年のように鳥羽までナマコを取りに行くことが出来たのは健康であればこそであって、ただ感謝するばかりです。