本物の日中友好は何時?
今日(4日)の読売新聞6頁の見出しに「『親日』台湾映画中国で上映中止」とありました。
リード文には以下のようにありました。
現在と戦中の日本人と台湾人の恋愛をテーマに、台湾で空前のヒットとなっている映画「海角七号」(魏徳聖監督)が、中国で上映見合わせることになったことが分かった。植民地時代の台湾を舞台にしながらも、日本への親愛の情あふれる作品であることに、中国当局が神経をとがらせている模様で、台湾に馬英九政権が誕生したことで急速に進む中台融和に〝親日映画〟が図らずも水をさした格好だ。
この件について、中国が上映しない理由を「技術的問題がある」と台湾側の映画関係者に説明しているとのことです。
しかし中国共産党上層部は「上映すれば、民族感情をあおり、進展中の関係改善に不利益だ」と述べています。ここで言う関係とは中台関係です。
それにしても何時まで中国は一党独裁を保つつもりなのでしょう。一刻も早い民主化をしないと、信頼される国際社会の中の中国とはなり得ないと思うのですが。
中国は微笑外交と言われていますが、まさにその通りであって、中身(反日)は少しも変わっていないことは明白です。日本政府も経済界も現状をしっかり見抜いた対応をしないと、やがて中国に飲み込まれることになりかねません。
皆さんはどのようにお考えでしょうか。
日中友好を本物にするべきなのでしょうが、このような状況ではなかなか信頼出来ないのが真実ではないでしょうか。