鳩山新代表
今日(16日)15:00頃民主党代表選挙結果を知りました。鳩山氏124票 岡田氏95票 その差29票でした。
振り返りますと小沢氏の顔色を見ながら幹事長として最後まで支えた鳩山氏は、西松建設問題が発覚した頃は一蓮托生と云っていたはずです。となると、新たに鳩山氏が党首になっても何ら小沢体制と変わるものではないと想定されます。しかもその何れもが金権政治を持ち込んだ自民党の田中派~経世会の流れをしっかりと汲む者です。
当時経世会7奉行と云われた中で現在3名(羽田孜・小沢一郎・渡辺恒三)の現職は総て民主党に所属しています。
これは自民党にとって極めて都合がよく攻めやすい人物が選ばれたことと思います。民主党はどうしたのでしょう、本当に政権を取る気持ちがあるのでしょうか。本気で取るのであれば2者択一となればどう考えても岡田氏しかないはずなのですが?124名の多くは国民の思いからかけ離れ、絶大な権力に押さえられ目の前のニンジンに飛びついたのではないでしょうか。
小沢氏の傀儡と揶揄される鳩山氏について弟の鳩山邦夫総務大臣は「(由紀夫氏では)かんぽの湯と同じ。出来レースでは印象が悪いだろう」と皮肉っています。
しばらくはお手並みを拝見してゆきたいと思います。
願わくば麻生氏も鳩山氏も日本国の骨格を明確にすると共に、内政・外交における日本のあるべき姿をしっかりと示していただきたいと思います。その上で何れを選ぶかを決めたいと思うのですが?
新たな発見
今日(15日)は10:00から石田会館において「長浜さざなみ会」総会でした。
この会は、滋賀県の小中学校退職校長会「さざなみ会」の長浜支部です。現在この会は旧長浜市に在住している小中学校退職校長で組織するものです。毎回この時期に総会・研修会・懇親会を行います。
今日は総会の後、「石田三成の出生地を訪ねて」と題して石田三成顕彰会の2名の方による講演がありました。そこで今回新たに知ったことがありました。
関ヶ原の戦いの後、徳川方の西軍への取り締まりは厳しく特に石田家については徹底していたようです。そこで当時地元の人たちが石田家にまつわる代々の墓石を一カ所に集め埋めたとのことです。
石田町の古老は代々子ども達にその塚に登ったりすることを厳しく戒めてきたとのことです。昭和16年?その塚の発掘がなされて、数多くの墓石が出てきました。それらは現在石田家の氏神である八幡神社の裏に安置されていました。
幾つかの墓石には当時の、またはそれ以前の年号が刻まれています。これには驚きました。私はこの地における石田三成の存在を確認し往時を偲ぶことが出来ました。このことについては長浜に住んでいる人もご存じない方が多いのではないかと思いました。
今日は私にとって長浜の新たな発見をさせていただいた一日でした。
大河ドラマ「天地人」もこれから直江兼続と石田三成のからみもあります。新たな気持ちで見たいと思います。
タマネギと鼠
今日(14日)は少し冷え込み風の強い一日でした。
以前から気になっていたのですが、畑のタマネギ(赤タマネギ)が所々枯れて倒れてゆくのです。このタマネギ、寒い2月に草取りをして追肥をしてきたものです。枯れたのを抜き取ってみると何かに食べられているのです。これはモグラではなさそうです。
聞いてみると、これは土の中でモグラの穴に鼠が入りタマネギを食べるのだそうです。昨年もかなり食べられました。
辻種苗さんに電話で対策を尋ねました。畑だから薬品をまくことは出来ません。そこで教えていただいたことは作物を元気にしてしかも動物や害虫を寄せ付けない「ミラクル有機」というものです。
早速購入して18:00頃強風のなかモグラの穴やその他数カ所に一握りずつ置いてきました。さて効果が現れるでしょうか。期待したいと思います。
水戦争
今日(13日)の産経新聞に“世界 激しい水資源争奪戦”とありました。内容を少し記します。
昨年1月頃中国の企業関係者が三重県宮川ダム湖を視察した上で、「いい木があるので立木と土地を買いたい」と一帯の私有地約1,000㌶の買収を町に持ちかけた。3年前にも別の中国人が同じ地域の水源地の買収話があったという。
町は立木は「良い木材」とは考えられず町の担当者は「木ではなく地下にたまっている水が目的ではないか」と分析する。
同じようなことが長野県・岡山県で行われている。林野庁は昨年6月「中国を中心とした外国資本が森林を買収しているのではないか」との情報が寄せられ、実態把握のため全国の都道府県に聞き取り行ったという。
ご承知のようにこの背景には中国の深刻な水不足があることは云うまでもありません。2025年には地球上の約30億人の人が水不足に陥ると云われています。日本は森林が7割を占めます。そこには豊かな水が蓄えられておりこの水はやがてビジネスチャンスになる可能性を含んでいます。
そこで重要なことは我が湖北地域のことです。湖北の森林地帯は琵琶湖すなわち淀川水系の水源地でもあるわけです。この水源地を守ることは湖北に居住する者の責務だと思います。なぜなら琵琶湖の水は近畿1500万人近い人の命の基だからです。
1市6町は来年1月1日に合併します。これを機に湖北の水源を守るために可能な手だてをしなくてはなりません。そしてより美しい琵琶湖を取りもどすと共に、近未来にはその美しい水がビジネスに役立つ時が来るかもしれません。
国は水資源を守る法整備をすると共に、新長浜市は米原市から西浅井にかけての森林整備をする必要があると思います。如何でしょうか。
小沢一郎辞任
今日(11日)17時頃、LIVEで小沢民主党党首辞任を見ていました。党首は辞任についての理由を説明していました。それは「政権交代のために己の身をなげうち辞任することにした」とのことでした。しかし、これでは民主党が「国民生活第一」と公言する前に自己保身(敵前逃亡→党首討論回避も含む)と政党第一ではないのかと思いました。
問題は、自身のお金と政治についての説明が一切なかったことです。それは西松建設からの巨額の政治献金問題(不動産問題もありますが)です。換言すれば陸山会の裏金問題です。あれほど検察を批判していたのにこれでは世間が云うようにとても説明責任を果たしたとは思えません。氏は西松問題とは関係ないと云っているのですが誰が信じるのでしょうか。
結局この説明をしないことには今後も自民党を批判する術がないと思います。つまりは民主党も金権政治ではないかと云うことです。国民には民主党について何時までも“不信と不安”がつきまとうことになるのではないでしょうか。民主党が本当に政権を取るには小沢氏の離党か引退しかないと思うのですが?
近く新たな党首の選考(選挙)に入ることででしょうが、今の状況では誰が党首になっても小沢一郎にコントロールされた民主党になることでしょう。なぜなら小沢氏の説明責任について誰も語らないことです。
渡辺恒三氏に至っては「賢い立派な判断をしました」と云っているのですから。
駒野杯
昨日・今日(10日)二日間、福井市の福井工業大学福井高校と福井農林高校の体育館をお借りして「第14回駒野杯」が開催されました。参加チーム数は福井県外14チーム、福井県22チーム以上36チームでした。
昨日(9日)は各4チームによる総当たりのリーグ戦でした。そのうちの各上位2チーム(16チーム)が今日の決勝リーグ(4チームごとによる)に残りました。このリーグ戦の各上位2チームが決勝トーナメントに残りました。結果は足羽(あすは)中学校(福井) 2ー1 宇ノ気(うのけ)中学校(石川)でした。
表彰式では優勝校足羽中学校に優勝トロフィーと黒鷲旗で優勝したパナソニックパンサーズの全選手のサインが入ったバレーボールが送られました。
引き続き優秀選手6名ベストリベロ1名が表彰され、パナソニックパンサーズのユニフォームがプレゼントされました。
夏の全国大会に向けて中学校の男子バレー界もいよいよ佳境に入ってゆくことだと思います。今回参加したチームにとって「駒野杯」は今後の各チームつくりのとても良い機会だったと思います。
次は6月第2土・日に枚方市パナソニックアリーナを中心に行われる「パナソニック杯」です。現在事務局が参加チーム(20校)の調整に入っています。
◎上の写真は決勝戦(足羽中学校 対 宇ノ気中学校)の様子です。下の写真はパナソニックパンサーズの久保選手からベスト6へユニフォームをプレゼントする様子です。
教育委員会制度
4月中旬、前北川教育長とお話しをさせていただいたことがあります。それは長浜市の教育委員会の在り方についてです。
3月議会で某教育委員の任期満了にともない新たな教育委員が議会の同意を得て任命されました。前教育長に新たな教育委員の選考について市の担当者から相談があったかを尋ねました。すると、一言の相談もなかったとのことでした。教育長は教育委員会(原則5名)の互選によって決まります。そこに相談がないことは不思議なことです。
過去における長浜市の新たな教育委員は教育委員会の事務局が選考に当たり、1~2名の候補者を教育長に進言しそれを教育長が市長に伝えるようになっていたはずです。
そもそも教育委員会制度の意義は以下の通りです。
①政治的中立性の確保;教育行政の執行に当たって個人的な価値判断や特定の党派的影響から中立性を確保する。
②継続性・安定性の確保;教育は学習期間を通じて一貫した方針の下、安定的に行われることが必要。しかも、方針変更等の改革・改善は漸進的であること。
③地域住民の意向の反映;教育は地域住民にとって身近で関心の高い行政分野であり、専門家のみがになうのではなく、広く地域住民の意向を踏まえて行われることが必要。
以上を踏まえて
①首長からの独立性 ②合議制 ③住民による意思決定 が求められています。
従って教育委員には上記を踏まえた人が求められるのです。それには専門家(教育関係者)も必要ですが、その他公共事業に関わりのない企業経営者・医師・PTA会長経験者・弁護士・商売人・農業経営者等々幅広い有識者の中から選考されるべきでものす。
ところが長浜の教育委員会を見てみますとこうしたことが考慮されているようにはとても思えません。この点は前教育長も全く同じ思いでした。はっきり言って、私にはどの様な経緯で教育委員に選ばれたのか理解出来ない人も・・・・。
教育は何時の時代においても国家の根幹をなす最重要課題です。そのことを踏まえて長浜の教育事情を鑑みたとき、果たして今の状態で良いのでしょうか。私は極めて憂慮しています。
教育長問題
残念ながら北川教育長は30日に辞職届けが提出され市長はいとも簡単にそれを受理しました。果たして首長から独立した行政委員会として、教育委員会の政治的中立性の確保がなされていたのかに私は疑問を持っています。さらに、市長在職4年の間に4人目の教育長が誕生しようとする中で教育の継続性・安定性の確保はなされているのかはなはだ疑問です。
長浜市における現在進行中の教育問題は山積しています。例えば既存する教育現場の課題はもとより、西黒田と神田両幼稚園の統合問題・公民館建設問題・遅れている給食センター建設問題・小学校統合問題・1市6町合併に向けての学校教育における様々な課題等々大変重要な時期です。その他教育委員会は、生涯教育・文化・芸術・スポーツ等の幅広い分野の施策に関わらなくてはなりません。
おそらく教育長はそれらを十分に承知し全力を尽くし推進する中で、よくよくの事情で辞職に至ったのだとは推察します。その点については何があっても責任を果たしていただきたかったと思います。
さて次期教育長ですがはたして後継者が居るのか極めて心配です。教育には清らかな場が必要です。色の付いた人物では教育を預かることは出来ません。一方「教育は人なり」とも云います。人物を得ないと教育は出来ません。
教育長はまず第一に、長浜市の幼・小・中およそ1万人に近い子ども達を預かる教育の要です。ひたすら総ての子ども達の心身の成長を願ってあらゆる問題を解決してゆかなくてはなりません。そのためには、色の付いていない純粋でしっかりとした願いを持った人物を広い視野を持って選出していただきたいと念じています。
人選に当たる人は必要なところにしっかりと耳を傾けることが重要ではないかと考えます。決して一部の人にもてあそばれる教育であってはなりません。
黒鷲旗
今日(6日)は第58回黒鷲旗争奪全日本男女バレーボール選手権大会の最終日でした。私はパナソニックパンサーズの二連覇に期待をしていました。
16:30頃福井高校の堀監督からパナソニックが優勝したとの連絡が入りました。清水君のお母さんから℡があったとのことでした。その後17:30頃春田部長より「御陰様で優勝できました」との℡がありました。
結果は パナソニック 3(25-23,25-23,25-17)0 東レアローズで、二連覇を果たしましたした。
16:00頃ビデオをとっておいてくれた方が早速持ってきてくれました。食後19:00頃からじっくりと見ました。 枩田君・白澤君・清水君・福沢君等若い選手がはつらつと戦っていました。
黒鷲賞;清水選手 若鷲賞;福沢選手が獲得しました。
今週末9日(土)10日(日)の駒野杯には二連覇したパナソニックパンサーズの南部監督と新年度より総務(マネジャー)を担当する久保選手が参加します。今回参加する各中学校の選手諸君はきっと多くのものを学んでくれることと思います。
強化練習会
ゴールデンウイーク(連休)も後1日。それぞれの学校の各部活動は春の大会を前にして大変に忙しいことだと思います。各顧問の先生方には休む日もなく本当に「ご苦労様です」の思いです。
長浜においても中学校男子バレー部の強化練習会が市内3中学校(西中・東中・南中)を会場に4日~6日の三日間行われています。参加チームは兵庫県・大阪府・京都府・愛知県・福井県そして滋賀県の18校です。
昨日・今日(五日)とそれぞれの学校におじゃまをしてゲームを少し見てきました。レベルの差はあっても子ども達は本当に一生懸命にゲームをしていました。先生方も子どもの一挙主手一投足に目をこらして叱咤激励しておられる姿が昔の自分の姿とダブって見えました。
各チームともこの強化練習会には何を目標にして臨んだか,その成果はどのようであったかが大切なことだと思います。ただ勝った負けたを追っていては練習ゲームの意味はないと私は考えています。
各中学校の最終目標は今年度の最終ゲーム(夏の県体・近畿大会・全国大会)にあるはずですから。