虹59分
湖北町のセブンイレブンにメール便を出しに行きました。
そして用事をすませて外に出ますと
なんとも美しい虹が半円くっきりと見えました。
写真には写っていませんが、虹の上にもう一重の薄い虹がかかっておりました。
なんとも美しい光景でした。
山すそに浮き出る虹は何度か見ましたが半円の虹は初めて見ました。
全体を写したくてバックして撮りましたが、そのうち虹は薄くなって消えてしまいました。
全体をうまく写せなかった~と嘆いておりますと、主人がくっつけてくれました。
そうなんです!こんな感じにみえたんです。
一瞬の出来事でしたが、何か得をした気分。
2時59分のことでした。
いよいよ酒造りの始まりです
まずはじめは蔵掃除から。
隅々まで綺麗に清掃していきます。
綺麗になりました。
このお米は、長浜の農工舎さんで作っていただいた無農薬栽培米、山田錦。
杜氏さんも「いい米や~」と言っておられました。
明日から麹造りの始まりです。
21年度の清酒醸造計画表どおり進めていきます。
桑酒瓶詰め
本日は桑酒の瓶詰め。
いつものように細いチューブと出し呑みを熱湯消毒します。
さあ始めましょ。・・・と思ったら税務署さんからお電話。
仕込み製造方法のことで2,3、質問が。
こういうときに限ってパソコンが立ち上がらない。
長ーく税務署さんを電話口でお待たせしてようやく解決。
仕切りなおして桑酒詰めをはじめました。
早く終わらせようと桑酒を結構たくさん出したもので、勢いよすぎてピッととまりません。
なんとか一升瓶を120本ほど詰めて、今度は900ml瓶。
ホースをしっかり親指と人差し指で挟んで次の瓶へ。
これを400本ほどつづけておりますと、指の感覚もなくなってまいります。
腰も曲げてるから痛い。
桑酒は普通のお酒よりも比重が重いので、詰めた箱を積むのもたいへん。
午前中に仕上げるつもりが、残り40本の所でお昼のサイレンが。
税務署さんとお話していた時間の分だけ延長作業になってしまいました。
今回の瓶詰め、一升瓶を詰めている時、瓶に桑酒をいれた途端にドバーっと床に広がる桑酒の海。
何故?
もう酒が入っている瓶に、また入れてしまったか?
真相はこちら。
瓶の底が欠けていたのです。
瓶をひっくり返した時にはわからなかったのに・・・
これではいくら入れてもでてしまいますよね~。
・・・とここまではよかった。
この割れ瓶の写真を撮ろうと左手に台の上に乗せた一升瓶、右手にカメラ。
パシャリと撮ったまではよかったものの
一升瓶がぐらぐらり。あっ!危な~い!
ガッシャーン!!!
こっぱ微塵。
いらん仕事が増えてしまいました。トホホ・・・
っといった感じの今回の桑酒詰めでした。
さあ、ほうきとちりとり、ほうきとちりとり。
瓶洗い
ボイラもなおったことですし
そろそろ桑酒の一升瓶と900ml瓶がなくなってきましたので瓶洗い。
まずは一升瓶。
二刀流でございます。
これを120本ほど洗ってから900瓶。
こちらは300本ほど。
今回は温度調節がうまくいき、70度から80度でバッチグー!
そろそろ瓶洗い終わり近づいた頃、父が「純米酒の黒瓶の一升瓶も洗っといてくれ」
「は~い」
よかった、よかった間に合った。
予定通りの本数を洗い終えて完了。
明日は黄金の右手の出番です。
下見
朝の蔵仕事を終え、少し時間が出来たときに、父が私に
「パークウェイ行ってこか?」とお誘い。
「行くわ」と一つ返事。
今回は父の運転でドライブ。
丸子船の館。
入館料が入るようなので、硝子越しに写真を。
硝子越しで反射してうまく写りません。
実際に浮かんでいたのでしょうね、その昔。
この云われ書きによりますと、『丸子舟は古来より琵琶湖湖上交通の主役として、北陸より疋田運河を経て大浦街道(山中超)より、丸子船に依って京阪神加賀に海産物、燃料(割木)類運送の主役であった。
昭和30年代まで活躍していた』と書かれています。
いつも通っていたのに全然気づかなかったなぁ、丸子舟の館。
そのままどんどん進みます。
須賀神社。
この神社はそうとう古い神社だそうです。
ずーと奥のほうまで続いています。
「わしもこの奥までは行ったことはないんや」と父。
す・素足で参拝。さぶ!
古い門がありました。
四足門というらしいです。
横から見るとこんな感じ。
なんか風情がかりますね。
イチョウの木も綺麗な黄色。
なんか立派な松もございます。
こちらにも。
どこまで続いているの?
すごい!家を取り囲むように張った枝。
お手入れが大変でしょうね。
もみじの赤も綺麗。
赤と黄色のハーモーニー
黄色いもみじも可愛いですね。
さてさてもみじを見ながらパークウエイの展望台へ
バイクで来ておられる方がけっこういらっしゃいました。
まだまだ奥へ奥へ
山の紅葉もあと少しといったところでしょうか。
風もなく湖面も静かです。
なにやら父が取り出しました。
景色を見ているのかと思いきや。
こんなので
こんなんを探していたようです。
山芋のつる。
昔はよくここらへんに山芋掘りに来ていたそうです。
つるをたどって山芋のありかを探しているのだそうです。
あぁ、もうすでに掘られた跡が…
今はもう立ち入り禁止のトンネルの辺りにたくさんあるようです。
どうやら父は山芋堀の下見にきたようですね。
この辺りがよさそう。
その後父の従妹の家の前を通り、「ここは地区200年以上は経っているんやで」
沢田邸
まるで旅館のようです。
・・・というわけで、じねんじょ堀りの下見のドライブをしてきました。
久しぶりに父の掘った天然のじねんじょを食べたくなりました。
粘りが違うんですよね。