酒蔵女将奮闘日記

今日は１月３１日、愛妻の日とかテレビで言ってました。

…が、まっ関係ないか。今日は棚卸の日です。 

寒いところで作業をしておりますと、温かい飲み物が飲みたくなります。

作業場にキッチンがないのでいつも家に帰って珈琲や紅茶を入れて運んでいました。

私はウエートレスには向いてないようです。珈琲はこぼれるし、ゆっくり歩けば冷めるし…

そこで手に入れたのがこれ

熱いコーヒーや紅茶を中に入れて

蓋を閉めれば完璧！

こぼれな～い！熱々のまま！

作業場まで蝶のように軽い足取りです～いすい。

バイトの子と二人でほっと一息ティータイム。

甘いものもはずせません！

あったまってまた頑張れます。

安土で契約栽培してもらっている農家から私達が仕込んだお酒の酒米が届きました。

いつもはもっとはやい時期に送ってきていたような気が。

開けてみますと

減農薬栽培米玉栄の稲穂。

通常の飯米の稲より酒米は背が高く倒れやすいので、農家の方も作るのに苦労するそうです。

一粒一粒の米の大きさもやや大きめ。これを、50％削ったり、40％削ったりして使います。

農家の方のご苦労があってこそ美味しいお酒ができるのだなぁと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

お酒造りも色々な人の手や努力によって造らせていただいているんだなぁ、と感じる今日この頃です。

大阪の親戚のお嬢さんが２月１１日にご結婚が決まって、１４日の披露宴にケーキ入刀の代わりに鏡開きをされることになりました。

今回の大阪の百貨店の催事とまるまる重なりました。

そういえば私の結婚式も鏡開きでした。（遠い昔ですが…）

そこで大阪まで４斗樽を送るのは無理なので、今日はお二人で木之本まで樽と純米吟醸の生酒を取りにきてくださいました。

彼女は○林組の一級建築士。バリバリのキャリアウーマン！

旦那様になる方には初めてお会いするのでどんな方かと楽しみにしておりました。

しっかりされた好青年で男前、やったね！って感じでした。

今度ご結婚される彼女とは、大阪の百貨店の催事の際に終わってからご家族とご一緒に飲みに連れて行ってもらったりして、二人ともグイグイいけるほうなので、うんと歳は離れていますが、馬が合うとでもいいましょうか楽しく飲ませていただいておりました。

その彼女がご結婚かぁ。いやぁ実にめでたい！

ここのところ、この北国街道の４斗樽は、年末は木之本の某会社の社長就任パーティーで使われ、お正月には虎姫高校の同窓会で使われ、今度は結婚式でとおめでたい席に使っていただいて、ほんとうにありがたいことです。

会話に花が咲いて肝心のお二人のお写真を撮るのをすっかり忘れていて、アップできないのが残念！

どうぞ末永くお幸せに！

幸せにないたい方、いつでも北国街道４斗樽貸し出しますよ～

きのうは純米の瓶詰めをしました。

いつもは主人が瓶詰め機に瓶を補給する役、私が詰まった瓶の口を殺菌水で拭き栓をする役、父が詰まった酒をトラックに積む役と役割分担しております。

今日は81歳の父がお酒の濾過の仕事をしておりましたので、一番重い酒をトラックに載せる仕事を主人がして私が瓶の補給をすることになりました。

何回も主人のダメ出しを受けながら慣れない部署に配置転換です。

温度を見ながら瓶詰め機に入っている酒の量を見ながら、慣れない仕事は疲れます。

黒い瓶はどのくらい酒が入ったが見にくいので、くるくる回している間にどの瓶まで詰まったかわからなくなってしまいます。

なんとかかんとかやり終えました。なんか背中に哀愁が漂っているでしょ。

今回は詰める本数が少なかったので早く終わりました。

午後からは純米吟醸の生酒を詰めました。

こちらは手詰め。

今日は朝から夕方まで瓶詰め日和でした。

みなさん、ご苦労さんでした！

長浜のさざなみ酒店さんに配達にいきました。

例のごとく帰りにすぐ近くの、かどやさんへ。

先日からかどやさんのフランスパンが食べたくて仕方がなかったのでお店をのぞいてみました。

ありました！残り2本。

これがフランパンだけですまないのが私。わぁ、これおいしそう！甘いものもたべたいな～っでドーナツ。

このドーナツも昔から全然変わらずおいしいんだなこれが。

甘いものだけではなんなんで、カレードーナツにソーセージパンも…。またこんなに買ってしまった。ほとんど私の口に入ると言うのに。

レジに持って行って「あの～住基カードってシュッセカードにもなるんですか？」とあまりよくわからないまま尋ねてみますと、「市役所でシュッセカードと住基カードが一緒になったものを申請していただくとお使いいただけます。」とのこと。住基カードはすでに持っているので、シュッセカードを新たに作ってもらうことにしました。

昔、私もシュッセカード持っていたんですけど一度「もうこのカードは使えません」と断られたことがあり、それ以来持っていませんでした。おそらく長い間使っていなかったから無効になっていたのかもしれません。

というわけで、かどやさんで新しいカードを作っていただきました。「ご住所とお名前をお書きください」と言われ書きますと、

「ゆうこりんさんですか？」

「へ？…」

「主人からいつもお話はお聞きしています」

ぱんやさんの奥様でした。とってもお綺麗な方！！

ゆうこりんさんですかと呼ばれ、思わずマジで顔が赤面してしまいました。

帰ってからほとんどのパンが私の胃袋の中に入ってしまったのは言うまでもありません。

しかしフランスパン少し焼いて外側がパリ！中がふんわり、たまりません。美味しかった！

また寄らせていただきます。