ここにしかないもの
今日、店にいらしていただいたお客さま。
粋な着物をお召になった男性の方。
彦根にご宿泊だとか。
彦根で探したけれど、桑酒は売っていなかったのでと、木之本まで足を伸ばして来てくださいました。
2年ほど前に、買いに来てくださったとのこと。
その時は母が店に出て応対してくれたそうです。
ご自分はお酒はお飲みにならないそうですが、毎日寝酒に桑酒なら飲めるので、ずっと続けて飲んでくださっているようです。
お友達に、食前酒としてロックで飲んでもらったら、すごく好評だったので また買いに来てくださったみたいです。
この木之本にしか売っていないものを、買いたいので教えて欲しいと言われ、何軒がご紹介させていただきました。
東京で手に入るものは いらないと言われます。
うちでしか買えない桑酒。
先祖から伝わっているお酒。
やっぱり桑酒、大事にしたいと改めて思いました。
ビバ!桑酒❤
素敵なプレゼント
催事の間にこんなプレゼントをくださる方がいらっしゃいました。
ブログを見ていてくださる方です。
「はい、これ」と手渡されました。
その時は、広げられないので、ホテルに帰ってルンルン♪で開けてみました。
目標マイナス10キロ。
はい、頑張ります(^O^)/
痩せる気スイッチ
が、ついてます。
私が最近、特に太ったことを気にしているのを見るに見かねて。
押したら痩せればいのに・・・(* ̄- ̄)
もう一枚
大阪のおばちゃん って・・・
私、滋賀のおばちゃんですけど。
でも、最終日に叔父さんの家に泊めてもらう時に、パジャマを持っていくのを忘れた私。
このTシャツをありがたく着させていただきました。
「大阪のおばちゃん」の方を。
大阪にいる間は、大阪のおばちゃんですから(* ̄m ̄)プッ―
楽しいプレゼントありがとうございました。(*^_^*)
こうして、いっぱい食べて 飲んで たくさんの方々とお会いして話して、お酒を買っていただいて大阪での1週間は終わりました。
次の日から通常業務。
小出しブログはこれで終わります。
明日からは通常ブログでよろしくお願いいたします(笑)
ディープな街
このブログを読んでくださっている方はご存知の通り、私は今回の催事で宿泊するホテルを途中で変わる羽目に陥りました。
全て、自分が早めに頼むのを忘れていたせいなのですが。
丁度3日間いつも定宿としている梅田の阪急から歩いて15分ほどでお安く泊まれるビジネスホテルに予約を入れていたのですが、今回 初めて満室ですと言われて、最後の3日間は別のホテルをネットで取ることになりました。
お値段的には、今まで泊まっているホテルと そう大差ない値段で予約でき、またネットの画像で見る限りなかなか素敵なホテルでした。
場所も、いつものホテルからそう遠くなく、チェックアウトした後、朝の間に荷物を預かってもらって、阪急へ出社できる距離にありました。
まあ、地図で見る限りでは。
でもいくら近いとはいえ、当日の朝にうろうろと探しまわって、出社の時間に遅れても困るので大阪に住んでおられるすずさんに、場所だけ教えて欲しいとお願いしました。
私の漬けた奈良漬けをちらつかせて(笑)
すずさんの空いている日は、前日の夜。
翌朝チェックアウトする日。
すずさん曰く
「その日はビアガーデン行く約束があるから、22時半くらいまで自分でなんか食べて飲んでて~」
はい、そうします。(-_-;
ってことで 仕事帰りに一人すずさん行きつけの店ジャファンスへ
一人で白ワインを飲み
一人でこんなん食べ
一人でこんなんも食べ
接客業にもかかわらず、野菜たっぷりのペペロンチーノを食べ
やっぱりあかんかな~(^_^;)
パンを3つおかわりしたところへ すずさんが2人の女性を連れていらっしゃいました。
このお二人がまた日本酒通う。
ビアガーデンで相当お飲みになっていると思われますが、色んな酒類の日本酒をグイグイ飲まれます。
すごっ( ̄▽ ̄)
私は次の日も仕事なので、お酒は控えてその飲みっぷりを見ておりました。
すずさんが「この姉さん、明日から○○っていうホテル泊まるんだって」と言われると同時にお二人の女性のリアクションがものすごかったので、こっちがびっくり。@@
「え"え"~、あのホテルですか~」(* ̄- ̄)
どんなホテルなんやろ。。。^^;
その後、すずさんにそのホテルの所まで、案内してもらいました。
とっても、とってもディープな雰囲気。
こんな感じのホテルがいっぱ~い(^_^;)
ンの点が❤やし
この辺りは本格的なタイ料理や、食べる所も比較的多い所でした。
すずさんに場所を教えてもらい、その日はいつものホテルに帰り、翌朝少し早めにチェックアウトして教えてもらったホテルに移動。
このホテル、けっこう若い方がたくさん泊まっておられます。
朝、スーツケースなど大きな荷物はフロントに預けて、仕事場へ。
仕事が終わってから一人またこのホテルへ。
チェックインして部屋に入ります。
今まで泊まっていた部屋は、最初息子も泊まったのでツインのお部屋。
連泊の時は一人でもそのままツインのお部屋に泊めてくれます。
ドアを開けて入って、一言。
狭っ!
ほとんどベッドだけ。
あ~、これが現実なのね。
ベッドの上にはバスタオルとフェイスタオルと浴衣の紐のみ。
えっ?バスタオルに紐巻いて寝るのか?
いやいや~、きっと置き忘れられたんだろうとフロントに行きますと、フロントのうしろに浴衣の棚があり、シャンプーや歯ブラシもセルフサービスで部屋に持っていかなければならないようです。
それならそうと、初めに言ってよね~
天井を見上げるとむき出しのスプリンクラー
窓を開けると、すぐ隣りのビルの打ちっぱなしのコンクリートの壁。
まあ、寝るだけだから。
そう雨露がしのげればいいのよ。
あくる日、同じ催事できておられた新潟の営業さんに、
「どちらのホテルのお泊りですか?」
と聞いてみました。
するとなんと同じホテル。( ̄▽ ̄)ゞ
その方は連泊なので、私よりもっと安い値段で泊まっておられました。
とっても、とってもディープな3日間でした。(^_^;)
なにごとも経験です。
きっと、ここを選んでくれた友人は ぷっ と言っているに違いない。(* ̄- ̄)
災い転じて福となす?
今回の催事、前半は息子が手伝いに来てくれます。
前回、靴が合わなくて
「足が痛い」の連発。
この靴いいよって 以前一緒に催事をしていたお兄さんに教えてもらった靴を買いました。
Texcy luxe
これで足が痛いなんて言わさない。
一応、来てくれたのですが、初日にちょっとしたアクシデント発生。
それは開店1分前のこと。
丁度、うちの売り場のすぐ前に、荷物を運んだ後の台車が置きっぱなしになっていました。
息子は、「これ、あかんの違う?」と
「そしたらあの隅っこの方に、取り敢えずなおしておいてくれる?後は社員さんが片付けてくれるやろ」と私。
息子は台車を持って売り場を離れます。
その後は、私は見ていなかったのですが、どうやら、その台車を所定の場所まで片付けるように頼まれたようです。
片付けて戻ってきた時は、開店の音楽が店内に流れていました。
音楽の流れている間は、社員は立礼といってその場を動いはいけません。
台車などを持っていった時には、売り場に入らず、陰てじっとしていなくてはいけません。
そのことは息子は知りませんでした。
言っておかなかった私が悪いのですが。
息子には、開店の音楽の流れている時は、動かない。
そのことは伝えていたのですが、台車を片付けて、早く自分の所定の位置まで戻って立たなければならないと思い、急いで帰ってきたようです。
私も何度か、そういう場面に遭遇して、その都度教えてもらって学びました。
立礼の時間が終わった時、息子の肩をトントンと叩く男性社員さん。
隅の部屋に連れて行かれて、厳しく叱られたようです。
それが百貨店の決まりなので、仕方がないことなのですが、息子にしてみたら台車が置きっぱなしになっていることの方が、お客さまに失礼だと思って片付けにいったのにとの思いが強く、どうしても怒られたことに納得できない様子。
何度も説明したけれど、もう心が折れてしまった息子。
すぐにでも帰りたいと言い出します。
おい、おい、靴買ったのによ~
私だって、今までどんなに色々叱られたことか。
お客さまに頭を下げたことも何度もあります。
なんとかなだめて、とにかく1日目は頑張るように言い聞かせました。
お昼に一緒にご飯を食べました。
その時、色んな話をしました。
なかなか家では、こうやって面と向かって話をすることはあまりありません。
今後どうしたいのか、どういう気持でいるのか。
今は、高速の深夜のガソリンスタンドでバイトをしている息子。
そろそろ、家の仕事をしみてはどうかと提案してみました。
丁度、11月からは酒の仕込みも始まります。
蔵に入って、杜氏さんに付いてお酒の勉強をして、自分でお酒の経過を見てそして3月の催事に売り場に立ってはどうかなど色々と。
・・・わかった。
と息子は言いました。
初日は、お得意様がたくさん来てくださったので、とても忙しかったです。
息子も頑張って接客してくれました。
仕事が終わって、帰りにたこ焼きを買いました。
その後コンビニに寄って、次の朝の朝食を調達。
カゴに息子のものと私の食べたいものを入れて並んでいると
隣のレジに息子がまた並んでいます。
「こっちのカゴに入れたら?」と言いましたが
「いや、ええんや」と
私はねぎ焼き~(*^_^*)
美味しかった
息子が後から「これ」と渡してくれました。
じ~ん(T_T)
これからもっともっと色んな試練があると思います。
でも、まだ若い。
いろんな経験を積んで、ちょっとくらいのことで心が折れないようになってほしいと願うばかりです。
彼の今後をもう少し見守っていきたいと思います。
ブログのご縁
私がブログを書くようになって、6年が経とうとしています。
ブログを書いていなかったらお知り合いにはなっていなかった方も大勢いらっしゃいます。
今回の催事でも、このブログを読んでくださっている方も、大阪にたくさん来てくださいました。
売り場は今回、こんな感じ。
ご家族でこのブログを見てくださってるお客様が
いつもブログ拝見してますよ~って言ってくださって。
なんだか恥ずかしいやらうれしいやら。(*^_^*)
「はい、これ一週間のホテル滞在セット」って手渡してくださったもの。
なんだか色々なものが入っています。
ホテルに帰って開けてみると
あらぁ~!
ホテルで疲れを癒やすリラックスタイムセットの数々。
毎朝、毎晩おいしいコーヒーをいただきながら癒やされました。
お心遣いに感謝します。
そして、そしていつも暖かいコメントをいだいているこうみさん。
一度、木之本のお店にはきてくださったのですが、私が集金に出ていてお会いすることはできませんでした。
草津からわざわざ大阪ま出てきてくださいました。
お会いするのは初めてでしたが、すぐにこうみさんと分かりました。
とってもお綺麗な方で、日頃励ましと暖かなコメントをいただいているイメージ通りの方でした。
このブログを書いていなかったら、きっとお会いしていなかったかもしれません。
とても嬉しい出会いでした。
10月には木之本に泊まりがけで遊びにきていただけるので、また楽しみが増えました。(*^_^*)
そして、もうひと方。
大阪の教育委員会にお勤めの高校の教師をなさっている女性。
私の尊敬する、素敵な方です。
そんな素敵な先生が、いつもこの催事の時は、わざわざ有休を取って来てくださるのです。
いつもほんの短い会話を交わすだけなのですが、とても優しい気持ちになれます。
先生は、この半年に一度の再会で、元気をもらいますと言ってくださいます。
私にはもったいない言葉です。
そのままお返ししたいくらいです。
今回もまだまだ書ききれないほどの、不思議な出会いがありました。
一つ一つが私の財産です。
お酒を売りに行っているだけではない、もっともっと多くのものをいただいて今回も催事をさせていただきました。
そりゃ~、けっしていいことばかりではありません。
でも、それを上回る素敵な出会いで今回も1週間を終えることができました。
明日からはちょっとした出来事を綴ってみたいと思います。
では、では。。。
ばいなら。