麹造り
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        2009/11/21 09:30
  前日に米洗いをしておいた酒米を朝から蒸します。

勢いよく蒸気があがっています。
いいお米の蒸しあがる香り。

もうそろそろかな。

さて今日の蒸しあがりはどんなもんでしょう。

スコップで蒸米を掘っていきます。
それを肩にかついで蔵の中へ。

手入れをしながらさましていきます。

いい感じに蒸しあがりました。

飯米よりは固めです。
ある程度外気で冷やしてから
この米を30度の麹室に運び入れます。

これから蒸しあがった米を薄く広げていきます。

ここで米を目標温度になるまでゆっくり冷やしていきます。

急激に冷やしてしまうと外側ばかり硬くなり麹菌が米に入りにくくなります。
30度の中で冷ましていくのでなかなか温度は下がりません。
この作業を 「床もみ」 といいます。
その動画がこちら ↓
[http://www.youtube.com/watch?v=LFnD8TAL8nw]
何度も何度も米を裏返しながら予定の温度まで下がったら、麹菌(もやし)をふりかけていきます。
この時、麹菌を吸って鼻のなかも濃い緑色。
その後、まんべんなく麹菌を行き渡らすため蒸米をつぶさないように優しく混ぜていきます。
最後は真ん中に盛り、布をかぶせて一昼夜寝かせます。
この下の布を床布といいます。
麹になる米を寝かすからかな。

明日の朝は5時起床です。
 
