ハーブティー
先日オレンジピールのアロマなママさんがご来店くださり、我店のニュー製品『湖音』をお買いあげくださいました。
私は、蔵で仕事をしていたので、母が電話で呼んでくれて急いで店へ。
あ~、懐かしいお顔。
私はなんだかすごく汗だく、滝のような汗。
走ってきたからかな。
拭いても拭いても汗が出てきます。
シャワーを浴びたようになっていました。
「先日もたしか私の留守においでくださいましたよね」
「はい」
「やっぱり、そうだったんだ」
アロマなママさんとは、私がまだうら若き20代前半、ご主人がお勤め先でご一緒だったことで、お家に呼んでいただいてご馳走になったりと大変よくしていただきました。
このようにブログを通じてまた何度かお会いすることができるようになり、大変うれしく思っています。
とにかく、このアロマなママさん、人生前向き!
超ー!ポジティブ!
明るい、太陽みたいな女性です。
笑顔をみていると自然にこちらも笑顔になる。
そんな女性ですね。
同じ女性として憧れます。
そのアロマなママさんからこんな素敵なものをいただきました。
ハーブティー
『ばら色の輝き』
『レモンのきらめき』
素敵なネーミング。
このハーブティーをいただいてまったりとした時間を過ごさせていただきます。
ありがとうございました。
そして、少しでもアロマのママさんに近づけるよう努力していきます。
人生、明るく、前向きに!
ちょっとそこまで
私の大事な知人が入院をしているので、ちょっとお見舞いに行くことにしました。
何年ぶりやろ~、新幹線乗るの。
なんかウキウキ!
途中下車いたしまして、お見舞いに行く前にちょいと寄る所が。
最近、テレビで見まして、是非行ってこようとここへ。
来宮神社
ここはパワースポットとして最近多くの人が訪れているようです。
私もミーハーね~
ちゃんと神社にもお参りを。
知人の一日も早い回復を祈って。
第二大楠もあるのか~
こちらも立派な楠木です。
樹齢二千年。。。
はぁ~、うちはたかだか470年。
桁が違います。
日本最樹齢の木なんですね。
天然記念物指定なんですね。
うちのモリアオガエルと一緒だ。
こ・これが樹齢2000年の大楠
なんかすごいですね~
この楠木の周りを1回わまると寿命が一年延びるとか。
左回りに2回まわりました。
そしたら、クスクス、「右回りに回るんだって」という観光客の人の声。
もう一回、今度は右回りに回ってきました。
しかし、圧倒される大きさ。
不思議なパワーを感じます。
2000年前っていったい何時代?
この楠木の幹にそっと手を触れて、知人の一日も早くの回復と幸せを祈ってきました。
その後病院へ行って、思ったより元気そうな知人の様子を見て安心して帰ってきました。
帰りは、米原まで新幹線ひかりで。
知らない間にぐっすり寝ていました。
はっと、起きた時、新幹線は停車しておりました。
ここはどこ?どこなの?状態。
お隣に座っているお客さんに「すみません、ここはどこですか?」と恥ずかしげもなく聞く私。
「岐阜羽島ですよ」
よかった~!危機一髪!米原、次やん。
もう少しで岡山まで行ってしまうところでした。
危ない、危ない。
ちょっと、心臓バクバク。
知人の元気そうな顔をみて、ちょっと安心してしまいました。
ちょっとそこまでのお見舞いプチ旅行でした。
無農薬栽培米 山田錦
今年はとても暑い夏でした。
今年も農工舎さんで純米吟醸を仕込むための酒米山田錦を無農薬で栽培していただいています。
まさに地消地産。
長浜で作った米で長浜で仕込んだ酒、『北国街道 純米吟醸』
稲の出来具合を見せてもらいに行って来ました。
午前中に電話して、「午後から行ってもいいかなぁ」
「おぉ、ええぞ、午後はいるから」とのご返事。
午後3時ごろまだ陽がぎらぎらと暑い昼下がりお邪魔してきました。
「ごめんください、あの~、社長さんはいらっしゃいますか?」
「出かけてますけれど」と奥様。
「え~~!お約束してたんですけど・・・」
よんのりらしいと言えばらしい。
お忙しいのね。
「あぁ、そうなんですか?大丈夫ですよ、ご案内します」と言って酒米の植えてある田圃に案内していただきました。
無農薬で育てていただいた山田錦です。
よんのり(同級生)は稲穗の実り具合は、普通の米より少し遅めやぞっと言っていました。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
稲穗を見るたび謙虚に学び続けることを再認識する私です。
お手間入りの酒米、山田錦。
収穫の時が待ち遠しいです。
レッテル作り
縁日では一足早く今年の純米吟醸のひやおろしをお出ししましたが、
まだ貼るレッテルが出来上がっておりません。
まずはいつものように全紙の和紙を4分割。
それを押し切りで一升瓶用と4号瓶用に切っていく所からスタート。
4合瓶の方から
まずは片面印刷。
和紙だから紙が滑らず、何枚も重ねて印刷するとうまくコピー機に吸い込まれないので
一枚ずつ手差しで。
とにかく時間がかかります。
お次は一升瓶。
この頃になると何やらコピー機がおかしな音を発します。
「キーキー」
大丈夫かいな・・・
もう少し、頑張っておくれコピー機よ。
すべての黒字印刷が終ると、黒トナーを赤トナーに入れ替えて
また一枚ずつ朱肉の色を印刷します。
裏貼りの印刷も終えてようやく終了。
今夜は夜なべでした。
まごころ
朝、お客様がいらっしゃいました。
母は、私が何かを頼んだものだと思って持ってきていただいたものを受け取ってくれました。
その後すぐに、店の方へ行きましたが、もうお帰りになった後。
残念ながらお会いすることはできませんでした。
母から手渡されたものは
あっ!おおのさんだ。
もうお帰りになったの?
母が、「悪かったね~、呼べばよかったね」
えっ?お一人で?
「ご夫婦でみえられたよ」
運転してこられたのかなぁ~
なんだろう。。。
なんでこんな包みを?私に?
とにかく包みを開けさせてもらいました。
中から出てきたのは
こちらと
鎌倉彫のこんな素敵な下駄が入っていました。
でも何で?
どうして?
最初はピンときませんでした。
よ~く見てみると
この鼻緒は、酒袋で出来ているではありませんか!
いつだったか、おおのさんにお持ちした酒袋(昔、お酒を搾っていた柿渋で染められた袋)です。
それもほんの2枚ほどなのに。
こんなに立派な鼻緒にしてもらって、こんな高級な下駄をいただいて。
ほんとにいただいていいのかな。
なんだがじーん。
カピさんじゃないけれど、涙腺が。。。
主人にはこの下駄が似合うように、もう少しスマートになっていただいて
私もこの下駄が似合うようにもう少しおしとやかになるように
努めます。
帰られたであろう頃にお電話をしましたら、恭子さんが電話口に出られまして、お礼と直接お会いしてお礼が言えなかったお詫びを申しましたら
「朝に店を開けなければいけないので、ちょっと早く伺いました」と恭子さん。
「これ履いて転ばないようにね」とちょっぴり笑っておっしゃいました。
これからまた東京の方へ向かわれるとのこと。
そんなお忙しい中、こんなプレゼントを持ってわざわざ木之本まで。
かえって気を遣わせてしまったのではないかと心苦しく思いました。
何度か直接お会いしているのですが、足のサイズをピタリと言い当てられびっくりいたしました。
さすが、プロフェッショナル。
箪笥の肥やしになっている着物も、少し出して着てみようかな。
酒袋の鼻緒のついた下駄と、おおののおじさんと恭子さんのまごころをいただきとても温かい気持ちになりました。
ほんとうにありがとうございました。
大切に、大切に使わせていただきます。