催事六日目
このおじいちゃん、私が阪急に行く前から桑酒を愛飲していてくださり、私が阪急へ行くようになってからは年2回必ずかかさず桑酒の一升瓶を2本ずつお買い求めくださいます。
今回もご夫婦で来ていただきました。
おじんちゃん:「私は今年100歳になりまして、市などから花束やお祝いをたくさんちょうだいしました。これも毎日、桑酒を飲んでるお陰かな」
私:「それはそれは、おめでとうございます」
とても100歳には見えません。80歳くらいかと思っていました。杖も何もなしで姿勢よくいつも歩いて阪急まで来てくださいます。
桑酒の横に『これを飲んだら100歳まで』とか貼っておこうかなんて売り場の人と話していたくらいです。
どうか、もっともっとお元気で長生きしてくださいね!
今回まだ9月3日 オープンということでお客様も何がどこに売っているか、出口はどこか、地階に下りるエレベーター、エスカレーターはどこかなどなど、通路に立っている私にお尋ねになります。
地階に降りる所は覚えてご案内できるのですが、谷町線の行き方や、御堂筋線はどういくのかなど、こっちが聞きたいわ~と思うような質問がどんどん飛んできます。
その度に頼っていたのが、北国街道の売り場のお隣のウイスキーを売られているお兄さん。
とっても親切なお兄さんで、どこでも詳しく知っておられ、私に代わってお客様に丁寧に説明をしてくださいます。
ありがとうございます。
このことを帰って主人に話しましたら、ウイスキーでも買ってきたら、と申しますので
買ってきました。
8年もののウイスキー。もちろん試飲してから。
サービスショットにウイスキー売り場のもう一人の若いイケメンのお兄ちゃん。
パシャリ!
決してこのお兄さんにつられて買ったのではありません。
背の高い方の親切なお兄さんにお礼を込めて買いました。
そうこうしている間に19時ごろにバタバタとお客様が来られ、純米吟醸のひやおろしの720mlがなくなっています。昨日追送で12本頼んだので安心してうっかりしていました。
今日売る分がありません。試飲の分もありません。
う~ん!久しぶりに怪力を出しますか。
今日は手持ちで試飲分を含めて、4合瓶を9本持っていく事になりました。
米原駅の乗り換え3分。階段の上り下りきついなぁ。
一緒にお仕事しているマネキンさんがこれまたいい方で、とっても親しくなりました。「きっといいことありますよ、頑張りましょう!」って励ましてくださいます。
よし頑張るか!!
普段瓶洗い、瓶詰めで鍛えたこの腕で大阪まで宅配のお姉さんになってきます。
催事もようやく最終日、さてさてどのような結果になりますことやら。
最終日の今日は閉店までいて、最後の締めと後片付けをしなければならないため最終の電車には乗れないので親戚のうちにお世話になります。
またまた明日はブログお休みで~す。
結果は後ほどご報告いたします。
催事三日目・四日目のサプライズ
新しくなった阪急百貨店。すべての工事を終えるまでまだ後2年半かかるそうです。
売り場は綺麗になりましたが、全体的に売り場面積は以前より小さくなり、私たち従業員の私物の置き場は極端になくなりました。宿泊の荷物を持っていった私はお酒のストック場に荷物を置かせてもらいました。
あちらも、こちらもまだまだ工事中。
大阪にお泊りの日は朝がゆっくりできて助かります。
開店30分前。
もうこんなにお客様が並んでいらっしゃいます。
目当てはスィーツ?
開店一番に毎回来てくださる80歳のおじいちゃま。
どの売り場でも顔なじみで、あちこちの売り場でお酒を買ってくださいます。
このおばあちゃまは、とってもお洒落で、お酒の大好きな方。
お話好きで、行ってきたオペラの話しや外国旅行のお話をお聞かせくださいます。
必ず1升瓶を2本ほど自分用に買ってくださいます。
阪急に行き始めてからの長いお付き合いです。
お酒を売っていると、私の背中の方から聞きなれた声が・・・
「ゆうこりんさ~ん!」
「えっ!ままさん???」
はじめ幻聴かと思いました。
びっくり!ブルーベリーままさんが大阪まで来てくださいました。
もう、びっくりするやら、うれしいやら。
かわいいお子様を連れて。
まさにサプライズ!!
ほんとにうれしかったです。
ありがとうございました。
以前モロゾフのチーズケーキが大好きなのなんて話してたら、ままさんからこんな差し入れまでいただきました。
モロゾフチーズケーキ、お月見バージョン。
ありがとうございまいた。温かいお心遣いが心とお腹に染み渡りました。
今日はお子様連れで大丸や阪神百貨店や阪急百貨店にまで相変わらずフットワークの軽いままさん。
見習いたいです。
本当にありがとうございました。
もう一人、私の小学校からの大親友。今は奈良の生駒に住んでいるラピスラズリさん。
このブログを見てくれるようになってから必ず買いに来てくれます。
桑酒の900瓶がもう売り切れてしまったため、一升瓶を買ってくれました。
持って帰ろうか送ろうか悩んでいます。
私が一升瓶持って上げたり下げたりすると、二の腕のタプタプが取れるよなんて冗談を言いながら、夕飯の買い物があるからとお届けすることに。
いつも顔見に来てくれてありがとう。
同級生には本当によくしてもらっています。
大切にしたい一生の友達です。
ままさんやラピスラズリさん、その他にも私の周りには本当に素敵なお友だちがたくさんいてくれて、私は幸せです。私の宝物です。
一日仕事を終え、夜の9時閉店。
完全にお客様がお帰りになるまで、立礼でお見送りします。
お客様が帰られた後、ちょっとワインのお勉強をいたしました。
テンプラニーリョ スペイン産赤ワイン。
最初聞いたときには、「へ~この赤ワイン、天ぷらに合うんや~」と私。
なんと無知とは恐ろしい。
ワインの専門の売り場の方に詳しく教えてもらいながら次々試飲。
「このワインがお値段の割にはとても美味しいのよ」
私はなんでも美味しかったなぁ。
おつまみはBEL AMERのマカロン。
なんとも言えず美味。
「従業員の方もすみやかにお帰りください」の店内放送が流れ、お開きとなりました。
いい感じに試飲をさせていただいて、ホテルへと帰りました。
たまに泊まるとこんないいことがあるんですね~。
さあ、あと2日。
鋭気を養ったところで今日も笑顔で頑張ります。
催事2日目
今日は朝電車に乗り、いつものように熟睡。
はっと気づいたら、大阪駅!
あと一歩で発車というところで電車から飛び降りギリギリセーフ。
あぶない、あぶない。
本日は連休明けの第一日目。
やはり人出は昨日より少なく、午前中はほとんど暇だったので
少しお酒の配置を変えてみました。
真ん中に置いてあった純米大吟醸を一番右端に。
『北国街道』のプレートを一番上の目立つところへ。
なかなか配置も難しいものです。
午後からはボチボチとお得意様もきてくださり、なんとか仕事をこなしました。
なぜか私が売り場にいる時には来られないお客様が、昼食を取りにお昼休みをもらっている時間に葉書を持って来てくださって会えないことが2件ほどありました。
売り場でご飯食べようかしら。
それでもお酒をたくさん買ってくださいました。ありがたいことです。ラブレター効果ですね。
昨日きてくださったカナダのご夫婦。
純米酒をご試飲くださり、とても気に入って買ってくださいました。
国が違っても日本酒の美味しさをわかってくださって喜んでおりました。
そしたらまた本日もご来店。
美味しかったからまた1本と。身振り手振りでようやく理解。自分の英語力のなさに改めて情けなさを感じました。こんなとき英語で話せたら格好いいでしょうね~。
「Dry?」と聞かれ「Yes,Yes.」
「Thank You so much.」
で精一杯。何年英語勉強してきたんでしょう。
私の電車で帰る時間が近づいた頃、またお葉書を持ってきてくださった常連のお客様。
普段は夕刊の新聞配達をされているので結構遅くからのご来店です。
この方、毎回Myおちょこ持参。
しかも、かなりでかい。
色んな蔵のお酒を一通り試飲してくださり、一升瓶を何本も買ってくださいます。
去年の9月の催事の時に、たまたま外国のお客様が来られていて、私はチンプンカンプンでウロウロ。
その時にこのお客様が流暢な英語で通訳をしてくださり助かったことを今でもはっきり覚えています。
英語の話せる人、無条件に尊敬します。
「おまえはそれでも英検3級なんやろ~」といつも主人はへへへと笑って言います。
「だって、しゃべれんのやもん!」と開き直る私。
よし!私も勉強しよう!と思って10年は経ってますね。
おおののおじさん教えてください!!
こうして無事に?なんとか二日目を終え、帰りの電車に。
行きも米原まで座れないほど混んでいましたが、帰りも大阪から京都までは座れないほど混んでいました。
座った途端、また熟睡。
長浜で乗り換え。
はっと気づいたら長浜。
またしてもあぶない、あぶない。ドキドキ!
今日、とあさっては週末の金曜日、土曜日。
9時閉店なので宿泊して最後まで仕事してきます。
帰ってくるまで、ブログはお休みさせていただきます。
わ~い!わ~い!久しぶりのブログのお休みだ~。
では、また!
帰ってきたらご報告いたします。
催事一日目
阪急が新しく改装してからはじめての催事。
まだ職員通用口もいまいち場所がわからないままとにかく大阪まで行きました。
人の流れに沿って歩いていきますと。
どうやら、ここが社員通用口らしい。
中に入って面接と簡単なテストを受けます。これは毎回のこと。
でも13階の面接会場に行くエレベーターがわからずウロウロ。
はやめに出発して正解でした。
何とか無事に全問正解(とても簡単)で面接をクリアして1階の売り場へいきました。
全然雰囲気変わってました。
少し狭くなった陳列ケース。
阪急が全館新装オープンするのは、後2年半ほどかかるらしいです。
私物を置く場所もないほど狭くなった売り場でした。
でも風通しがよくなって空気の流れはいい感じです。
3蔵あったお酒のブースも2蔵になっていました。
今回は酔心というお蔵さんとご一緒です。
今回が初めて一緒になった蔵ですが、名前が通っているのでお客様もたくさん来られてました。
北は北海道から南は沖縄まで名札がずらりと並びます。
一応近畿では一番最初に『北国街道』 ふふ~ん。
ワイン売り場が充実しています。
北国街道のブースです。
3蔵が2蔵になったせいもあり前より広々とした感じです。
今日は結構桑酒が出てびっくり。
お酒の試飲の後に、「うちにはこんな変わったお酒もあるんですよ」とお勧めすると意外と気に入ってくださりたくさんのお客様が買ってくださいました。
うれしかったのは、若いご夫婦が来られ、最初にうちのお酒を試飲してくださり、次にお隣の酔心さんへ試飲行かれ、「やっぱり北国街道の方が美味しかった」と言って帰ってきて買ってくださいました。
やった~!って感じ。
連休最後の日。
さすがに混んでます。
スィーツ売り場はこの混みよう。
どれどれ、偵察。
ここ、めっちゃ混んでるし。
すごい長い列です。
日本人は並ぶの好きですねぇ。
今日は10階の催し物売り場でこんなことを。
木之本のお隣のすし慶さんもきておられます。
お昼休みにご挨拶にいってきました。
すし慶さんのご主人、頑張っておられます。
私がご挨拶に行ったら焼きさば寿司を「これ持って行き」といただきました。
さすが太っ腹!ありがとうございます。今晩の晩御飯にいただきます。
母の里の糸重さんも出店されていました。
有名な『埋もれ木』
各種色々なお菓子が並びます。
昔、銀行員をされていた次男さんがお店をついで頑張っておられました。
今日は9時閉店ですが木之本まで帰る私は、少し早めに帰らせていただきました。
帰って、すし慶さんにいただいた焼きさば寿司をいただきました。
おいしかった~!
ごはんに山椒粒がピリッときいてついついお箸がすすみます。
今度は、お客様にいただいたお菓子。
雪のようにふわふわで口の中で溶けてなくなりました。
しかし、仕事以上に食べてるなこりゃ。
明日はもっときばります。
栗・栗・栗
栗の赤ちゃんも秋になって色づいて大きな実をつけました。
おお~はじけてる!
農薬などで消毒していないので、けっこう虫が中を食べてしまっている栗がたくさんありました。
それでも結構大きな栗がたくさんできています。
高いところの栗は父が棒で落してくれました。
地面に落ちた栗は手では痛くて触れないので、スニーカーで踏み踏み。
今度は難関の栗の皮むき。
皮をむき始めたのが遅かったので、夜中の一時までかかってしまいました。
美味しいものを食べるためには苦労はいといません。
ちょっと栗多すぎ栗ご飯。
ままさんにいただいた新米の最後を栗ご飯にしました。
少し岩塩を入れて塩をきかせて、栗がとっても甘い栗ご飯が炊けました。
秋の味覚です。
でも栗をむいた右手が痛い。。。