蔵見学
今日は親戚の知り合いの知り合いの方が、大阪のほうからうちの蔵に5人ほどいらっしゃいました。前々から蔵見学をさせてほしいとお聞きしていたので案内しました。見学用に設備が整っていないのと、今はタンクが置いてあるだけで、見てもらうところもないので普段はあまり蔵の方はお断りすることが多いのですが、いつもお世話になっている方のご紹介でしたので原料処理の場所と仕込み蔵をみていただきました。
仕込み蔵です。
中にはお酒の入ったタンクが並んでいます。
ここでどういう風にお酒を仕込んでいくかの簡単な説明を聞いていただきました。
酒造りが始まるとこの蔵の中も隅から隅まで殺菌消毒をしてから仕込みに入ります。
お客様は「はじめて見ました」と喜んでいただきました。
その後、清酒北国街道や桑酒の試飲をいていただき気に入ったお酒をお買い求めいただきました。
お一人お一人の笑顔とご縁を大切にこれからもおもてなししていきたいと思います。
奈良漬食べごろです!
7月の初めに漬けた奈良漬が食べごろになりました。
少し重石が重すぎて瓜の方は固めでしたが、きゅうりはいい歯ごたえで漬けられました。
北国街道の酒粕と桑酒のみりん粕の配合が絶妙!
これがあるとご飯がついつい進んでしまうので、メタボ対策には注意が必要です。
売るほど酒粕がありそうでも、なかなか家用にもらうのも苦労します。
桶売りをしていた頃のように、たくさんのお酒を仕込んでいないので、酒粕の量も少なくなっています。
未だ商品化には至っておりませんが、親戚に食べてもらって喜んでもらうのが楽しみで漬けております。
絶対に梅干つけより簡単だと私は思います。
もやしもん
最近、次男が妙に酒の用語を父親に聞いたりしている。ど、ど、どういう風の吹き回し?
どうやら「もやしもん」という「イブニング」で連載中の石川雅之の漫画を読んでいるらしい。私も詳しいことはわからないが、菌・ウィルスと農業大学をテーマとしている漫画らしい。
パンでも味噌も醤油も微生物の力なしでは造れない。
酵母は糖をアルコールに変える働きがあり、日本酒も酵母セレビシェの働きなくては造れない。
私は日本酒造中央会の通信教育で、ざっと日本酒の勉強をしたが、なかなか頭に入らず、蔵で実際働かせてもらって初めて、「あ~、あそこに書かれてたのはこういうことやったのか」とじわりじわりと理解しております。
一時、尾瀬あきらさんの「夏子の酒」を読んで日本酒に興味を持つ方も増えたと聞きます。
私たちは、麹を造る時に使う麹菌のことを「もやし」と呼びます。それで「もやしもん」かぁ。納得!実際に和歌山の酒蔵で「もやしもん」の作者がラベリングした純米吟醸「かもすぞ」というお酒が売られているそうです。
醸す(かもす)っていいますもんねぇ。さすがいいネーミング。
ともあれ漫画からでも酒造りに興味を持ったのであればこれは儲けもんですわ
長浜産 山田錦
今日は、長浜に配達があって、契約栽培していただいている田んぼに無農薬栽培米山田錦を見せてもらいに行ってきました。
たわわに実った稲穂は刈り入れのときを静かに待っています。
アイガモくんを使って害虫駆除をしているそうです。
外でガーガーと鳴く声がするので見せてもらいました。
アヒルに混じってアイガモくんです。
社長さんが家入れよ~と言われると、すぐに小屋にもどるアイガモとアヒルたち。
うちのココちゃんより日本語わかるみたい!
丹精込めて育てられているこの山田錦を使ってこの冬仕込む純米吟醸はさてさてどんなお味になるのでしょうか、楽しみでもあり責任重大でもあります。
木之本縁日その後
木之本の一大イベントの木之本地蔵縁日も賑やかに終わりました。今年は最終日の花火大会(30分ですけど)が平日ということと少し雨が降ったこともあり、日曜日のような賑わいはありませんでしたが、何とか無事に終わりました。
冷やしぶっかけうどんも好評でした。
パインバーも完売!
スタッフも楽しみながらやってます。
スパイシーチキンカレーも大好評。飴色玉ねぎをみんなで作った甲斐がありました。
夏野菜たっぷりのスープカレーもよく出ました。
野菜やみょうがなどみな地元産です。みょうがを使ったお酒のおつまみも各種作れました。
デザートも充実!
クレープは定番で毎年お客様が楽しみにしていてくださいます。
ありがたいことです。
こうして今年の縁日も無事に終わりました。毎年23日、24日、25日が縁日法要です。平日になることもあり、出にくい方もいらしゃると思いますが、毎年ありますのでまた是非おこしください。