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鼻づまりを解消する・・・

テーマ:眠りのお話
ヒノキアレルギーなのか、毎年曳山祭の時期にはアレルギー性鼻炎がひどい。
2年前に宮崎先生に鼻を焼いてもらった(アルゴン・プラズマ療法)のだけど、さすがに2年は無理のようだ。祭りの時期は酒を飲む機会も多いので、症状はさらに悪化する。私のデスクとベッドの周りはティッシュの山になってしまった。

対策とすると、アレルギー性鼻炎の薬と鼻への噴霧薬なんだけど、どちらも一時的にしか効かない。
寝る時には鼻が通った状態で眠るようにしているのだけど、いつの間にか鼻がつまっていて口呼吸になってしまっているので、口の中が乾く。こうなると風邪をひきやすくなるので要注意である。また口呼吸は酸素の取り入れが不十分になるので、睡眠の質に悪影響をおよぼすことになる。

横寝をすると少し楽になる。横寝の場合鼻がつまっていても上にくる側の鼻は通りやすくなるのだが、結局夜中に目が覚めてしまうことが多く、睡眠は著しく損なわれるのだ。私の場合、睡眠時無呼吸症候群があるのでよけいだ。

ネットを見ていたら、こんな記事を見つけた。
「その場であっという間に鼻づまりを直す方法」
必ずしも全てに効くわけではないようだが、お手軽なのでお試しあれ。

残念ながら、眠っている時には使えない(あたりまえ)



長浜で近江の麻の展示会

テーマ:眠りのお話
今日3/4から3/6まで、祝町の元「SHIBO」さんがあった店で、近江の麻の「春を待つ」展示会がおこなわれている。

地元近江の麻といえば「近江ちぢみ」が有名だが、長浜のちりめん同様、地場産業はなかなか苦労しているというのが現状である。
私の店も、地場の麻メーカーと一緒になって、本麻クール敷パッドなどの地産地消型製品開発を行っている。

その地元素材をPRしようと、湖東繊維工業協同組合が展示会を長浜で開催されている。
さわやかな春から麻に最適な麻素材を愉しんで欲しい。

場所は長浜市元浜町21-38

近江の麻

横寝をする際の問題点

テーマ:眠りのお話
先日から幾人かのお客さまからお話を伺っていると、横寝の際の問題点をおっしゃる方が多い。

下になっている肩の部分が痛いと云うことだ。特に畳の上で薄い敷ふとん1枚という方だと典型で、下が固いと出っ張っている肩が圧迫されて血流が悪くなるだけでなく、肩の周りの筋肉が緊張を強いられるので、肩こりの原因になることも多い。

どのように対処するかというと、
ヒュスラーネスト横寝

のように、寝た時の背骨が真っ直ぐになるように、肩の出っ張りを受け止めてやる必要がある。
実際には敷を2枚敷にして上をソフトなウール100%に、下には例えば
整圧敷ふとん

これは整圧敷ふとんだが、このように点で支えながらも、出っ張りを圧迫少なく受け止めるような構造になっている。これにより横寝はずいぶんと楽になる。

さらに
リフォーマエレメント

ヒュスラーネストやエルゴフレックス、ナチュールフレックスのようなウッドスプリングシステムを下に使うとさらに自然な寝姿勢を得ることができる。

エルゴ横寝

このようにウッドスプリングが身体の凹凸をうまく受け止めてくれるからである。
これらのウッドスプリングは畳の上でも使え、通気性を確保するだけでなく、必要に応じて畳むことも出来るので一石二鳥となる。

特に睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は横寝を強くおすすめする。無呼吸になる割合が1/8になるという実験結果も出ているくらいだからだ。


オリジナル羽毛布団、オーダー羽毛布団、羽毛布団リフォーム、ビラベック、羊毛布団、安眠枕、IBENA毛布、マラゾット毛布、センベラ、ヒュスラーネスト、ウッドスプリング、ラテックスマットレス、金属フリーマットレス、グリーン購入、滋賀医科大学睡眠学講座、睡眠環境診断士、睡眠指導士、睡眠環境コーディネーター、日本睡眠環境研究機構、眠りの駅

子どもは動いて当たり前

テーマ:眠りのお話
お子様の寝具をお求めいただいた大阪のお客さま。お子さんの寝返りが多くしょっちゅう移動することをご心配のご様子。

ご安心あれ。子どもは睡眠時に動いて当たり前なのである。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられる。このうちレム睡眠は脳を創る睡眠とも云われ、情報の整理や記憶の定着が図られている。この時に夢を見ている訳だ。
一方ノンレム睡眠は深睡眠ともいわれるが、脳を休める睡眠である。脳波の状態によって1~4の段階に分けられる。

生まれたての赤ちゃんは、約半分がレム睡眠で、成長し大人になるにつれその割合が減少する。
睡眠時間
睡眠教育ハンドブック「睡眠教育のための生活指針」滋賀医科大学睡眠学講座・滋賀大学教育学部発行より引用

レム睡眠時には、身体の筋肉は弛緩する。よく電車で眠っている人がこっくりを始め、急にがくっとなることがあるがこれがその印だ。これは、レム睡眠時に見る夢に身体が同調しないようにするため。夢でボクシングをして、実際に隣に寝ている人を殴ってはたまらない。

ところが、子どもはこのメカニズムが十分でないので、寝ぼけたりする。つまり、レム睡眠時にも動くわけだ。大人がそうなると「レム睡眠行動症候群」という立派な病名になる。

子どもはもともと代謝量が大きく、身体の活動が活発なので動いても心配ないということである。
それより、早寝早起きは徹底されたい。成績に大きく関係してくるという睡眠学会の報告がある。特に幼児からくせにすることが大切だ。三つ子の魂百までというが、この時期が重要なのである。

閨の文化

テーマ:眠りのお話
今日出島先生が長浜へ来られた。短い間だったが、非常に美味しい話をいただいた。

「店そのものが文化となるべき」という目標は判っていて、睡眠文化研究所なるものを立ち上げようと思い、その構想を2年前にぶちあげたものの、その道筋がどうにも見えずに弱っていたところだった。

ありきたりでいえば、昔は夜着を来ていたといったような寝具の歴史であったり、ベッドと畳のような国ごとの寝具文化の違いであったりする、いわば民俗文化みたいな視点があるのだけれど、どうも博物館的になってしまいリアリティに乏しい=面白くない。
覚醒と睡眠を、生と死というアナロジーで捉えようとしたときに、そこに息づく人の鼓動が感じられないので、魅力に欠けてしまうのだ。

先生から、「睡眠というのは、もっと生と死に近いもの。本来もっとセクシャルな部分があるはず」と云われて「あ、なぁるほど」
質の高い睡眠を実現する、という目標だけしか見えていなかったので、その呪縛に捕らわれていた訳だ。いわゆる「閨の文化」という、睡眠の持つ別の側面が欠けていたことに気付かされた。

そう考えると、確かに30~40年前は婚礼の際に夫婦が使うブロケードなるサテンとレースでできた布団があったし、私が長浜へ帰ってきたころは、閨着ともいえるシースルーっぽいネグリジェを売っていた。両方とも快適睡眠という点からはほど遠いのだけれど、いかにも新婚夫婦用の雰囲気をもっていた。今ではなかなか探してもない。アメリカのビクトリアシークレットなんて下着の店に売っていたようにも思うが・・・

いわば風俗文化みたいなもので、多分にエロティックな側面がある。昔、吉原の花魁の夜具はどうだったとか、クレオパトラの閨はどうだったか、とか・・・・。

別に復刻をしようということでもないが(ある意味面白いかも)、物事を多面的に捉えることで、寝室空間のとらえ方が変わるということなんだね。

もっとも「閨の文化」って、面白そうだけど、あまりおおっぴらに書きにくいよなぁ。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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