ヨーロッパから その4 エレクトロスモッグ

テーマ:眠りのお話
さて、今回お伺いしたハンガリーのBioTextima社(VitalWood)にしても、オーストリアのRelaxBettensystemeにしても従業員は工場で働いている人を含めて30~40名程度の小企業である。
このようにヨーロッパにはそれぞれの地方で特色を持って営業している小さな企業が多い。

さて、彼らが一様に訴えるのは エレクトロスモッグの危険性だ。
パンフレットを見るとこのように記載されている。

エレクトロスモッグ2


エレクトロスモッグ1


一般には電磁波の問題といわれるが、ベッドに金属を使うことで地磁気が乱れることも問題にされている。

電磁波の問題は影響があるとも、無いとも言われネットをみてもいろいろ論争はあり、携帯電話を常時携行することから考えてみても、どうなの・・・なのだが、VitalWoodでは、金属コイルスプリングの上に足を載せた場合は、そうでない場合に比べて30%血流がダウンしたというデータを示してくれた。高圧線の下では影響があることは比較的知られているようだ。
バウビオロギーとは健康や環境に配慮した建築についての考え方だが、彼らの考え方はこれに近い。

一般にマットレスに使われているのは日本の場合、金属コイルスプリングがほとんどだが、電磁波的には確かによろしくないだろう。ヨーロッパでは金属コイルスプリングのマットレスはほとんど見られない(一部に利用したものはある)が、これはそういう意味+廃棄時の環境負荷を下げるためでもある。

電磁波や地磁気の乱れが、とても人体に恐ろしいことだ、とまでいう気はないが、少なくとも無い方が身体にとってはいいことだろうと思う。加えて、良質な自然素材で眠ることは動物であるヒトにとっては、合成繊維よりもストレスが少なくなることは間違いないだろう。

自然な眠りを標榜する私たちにとっては、このことは重要だと思う。
わざわざヨーロッパから・・・と云われるかもしれないが、残念なことに日本で手に入れることのできる自然素材100%のマットレスのレベルは彼らにまだまだ及ばないのである。

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