本当にあるのかマザーグース
テーマ:羽毛ふとんのお話
2014/09/16 13:02
一昨日の話の続き
今日、そのことを朝礼で社員の皆さんに説明していて、重大なことに気がついた。
おそらくは陰謀で・・・ヨーロッパではグースのハンドプラッキング(手摘み)が動物虐待ということで3年前から禁止されている。実際は生え変わる直前の羽毛を採るだけなのだが・・・この煽りで、プラッキングを行っていたジプシーのおばちゃんや、なにより真面目に羽毛を育てていた小規模農家が大打撃である。
いままで最高の品質の羽毛が取れるという秋摘みのサードプラッキングと同等の羽毛を得るためには、それまで1回目、2回目といいうプラッキングができないために、羽毛が生え変わるままにしておいて、最終で屠殺した後に手で取るという方法をとっているそうだ。プラッキングがないので、品質は低下し、1番目と2番めで得られる収入が無いので、羽毛の価格はより高くなってしまう、ということだ。
数少ないマザーグースから羽毛を採取するには、屠殺後となってしまう。つまり3~4年の間は羽毛を採ることが非常に難しい。自然に生え変わって落ちる羽毛を集めなければならないからだが、実際はむりなのだから。
ということで、あっても僅少で通常には。本当に良い羽毛であればマザーグース云々は関係ないのである。
今日、そのことを朝礼で社員の皆さんに説明していて、重大なことに気がついた。
おそらくは陰謀で・・・ヨーロッパではグースのハンドプラッキング(手摘み)が動物虐待ということで3年前から禁止されている。実際は生え変わる直前の羽毛を採るだけなのだが・・・この煽りで、プラッキングを行っていたジプシーのおばちゃんや、なにより真面目に羽毛を育てていた小規模農家が大打撃である。
いままで最高の品質の羽毛が取れるという秋摘みのサードプラッキングと同等の羽毛を得るためには、それまで1回目、2回目といいうプラッキングができないために、羽毛が生え変わるままにしておいて、最終で屠殺した後に手で取るという方法をとっているそうだ。プラッキングがないので、品質は低下し、1番目と2番めで得られる収入が無いので、羽毛の価格はより高くなってしまう、ということだ。
数少ないマザーグースから羽毛を採取するには、屠殺後となってしまう。つまり3~4年の間は羽毛を採ることが非常に難しい。自然に生え変わって落ちる羽毛を集めなければならないからだが、実際はむりなのだから。
ということで、あっても僅少で通常には。本当に良い羽毛であればマザーグース云々は関係ないのである。