羽毛布団リフォーム:ダブルを子供用のシングルへ
テーマ:羽毛ふとんのお話
2012/05/21 18:38
羽毛布団のリフォーム(仕立直し)については、まだまだ情報が少ないので、いろんなケースをご紹介していこうと思う。
ケース:結婚の時に購入したクイーンサイズの羽毛布団と肌ふとんを、子どもさん用のシングル2枚にしたい
今回のケースは結婚後10年ちょっとで、お子様は小学校のお二人。
まず、重要なことは「子どもの基礎代謝量は、大人の倍ある」ということだ。つまり、子どもは汗を沢山かいて、成長ホルモンを分泌させて成長するということである。当然大人に比べて暑がりだから、大人と同じようなリフォームをするのはおすすめできない。
つまり
1.暑すぎけとばさないような中厚の仕立
2.通気性の良い生地とキルティング
3.できれば丸洗い可能な生地
というのが、子ども向けの羽毛布団のポイントである。
そこで、お勧めの生地は「W88」 綿100%で通気性が良い。80番手のサテン織り、重量も114g/㎡と一般の超長綿60サテンより20%軽量だ。一番の特徴は丸洗いに対応していること。子どものふとんは汚れやすいので、3年に一度ぐらいの割合で丸洗いするのがおすすめだ。
ところが、市販で販売されている羽毛布団はほとんどが丸洗いすることができない。羽毛布団用生地には羽毛が飛び出して出てこないように、「ダウンプルーフ」と呼ばれるコーティングがなされている。丸洗いすると、このダウンプルーフがなくなってしまい、羽毛の吹き出しのリスクがあるからだ。
W88の生地はウォッシャブル対応のダウンプルーフ加工なので、安心して丸洗いすることができる。
キルティングは5×6マス。一般の20マスに比べて1.5倍の30マス。通気性にも優れる一方、マス目が小さいので身体へのフィット性も良い。ベッドの上でも落ちにくくなっている。
マス目が多い分、仕上がりの厚さは中厚となる。
このように、実際に使う人に合わせたリフォームが必要なのである。
ケース:結婚の時に購入したクイーンサイズの羽毛布団と肌ふとんを、子どもさん用のシングル2枚にしたい
今回のケースは結婚後10年ちょっとで、お子様は小学校のお二人。
まず、重要なことは「子どもの基礎代謝量は、大人の倍ある」ということだ。つまり、子どもは汗を沢山かいて、成長ホルモンを分泌させて成長するということである。当然大人に比べて暑がりだから、大人と同じようなリフォームをするのはおすすめできない。
つまり
1.暑すぎけとばさないような中厚の仕立
2.通気性の良い生地とキルティング
3.できれば丸洗い可能な生地
というのが、子ども向けの羽毛布団のポイントである。
そこで、お勧めの生地は「W88」 綿100%で通気性が良い。80番手のサテン織り、重量も114g/㎡と一般の超長綿60サテンより20%軽量だ。一番の特徴は丸洗いに対応していること。子どものふとんは汚れやすいので、3年に一度ぐらいの割合で丸洗いするのがおすすめだ。
ところが、市販で販売されている羽毛布団はほとんどが丸洗いすることができない。羽毛布団用生地には羽毛が飛び出して出てこないように、「ダウンプルーフ」と呼ばれるコーティングがなされている。丸洗いすると、このダウンプルーフがなくなってしまい、羽毛の吹き出しのリスクがあるからだ。
W88の生地はウォッシャブル対応のダウンプルーフ加工なので、安心して丸洗いすることができる。
キルティングは5×6マス。一般の20マスに比べて1.5倍の30マス。通気性にも優れる一方、マス目が小さいので身体へのフィット性も良い。ベッドの上でも落ちにくくなっている。
マス目が多い分、仕上がりの厚さは中厚となる。
このように、実際に使う人に合わせたリフォームが必要なのである。