かみひとえ

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イヤー、素晴らしい。おくりびとがオスカー受賞ですか。昨日、急いで見に行った甲斐がありました。今日からまた混むかな。確かに素晴らしい映画でした。よく、外国でも評価してくれたと思います。映画でも出ていましたが最初、友人や奥さん(広末涼子)から、「あんな仕事はやめて。」「もう少しましな仕事があるだろう。」などと言われています。しかし友人の母の急死の際に納棺士としての振舞いに二人の目は変わります。

ある意味、忌み嫌われる職業ですが、人の新たな旅立ちのお手伝いをする。その所作など一連の行為が非常に美しく見事に表現されていたと思います。

 

以前にも申し上げましたが、父の逝去の際のSホールのスタッフの皆様の非常に遺族の気持ちを癒すような振舞いなどに、もし転職したらこの仕事がしたいと思うようなことがありました。

 

人生、まさに考え方、運命など紙一重でございます。ちょっとおかしな話しをしますが、昨日、野球のWBCの選手発表とその前に日本代表候補(侍ジャパン)対巨人の試合がありました。

これは、公式戦ではなく入場料は要らないみたいですね。整理券を宮崎市役所が配布したのですが、4万枚の整理券に長蛇の列。朝のまだ暗い内から並ばれました。券を配布して行き、最後のところで、もらった人はラッキー、その次の人は「折角並んだのにー。」ということになります。苦労はほぼ同じ位でしょうから、もらえなかった人はなんともいえません。

また候補選手のうち5人が大会メンバーから外れました。その選手の力が劣っていたというものではなく、原監督の方針から僅かに離れた差が明暗を分けたのではないでしょうか。

 

おくりびとの最後に幼い頃に分かれた父親の納棺をするシーンがあります。このいいたいことは別にして、死んだときこのようにきれいに納棺してもらえる人もいれば、戦争や災害で逝きざらしの人もいます。モッ君の父親も寂しい姿の火葬のところでした。

人生、紙一重のところであります。それでもいい人生を送りたいものですね。

 

 

コメント

  1. 2009/02/23 21:06
    確かに葬儀屋さんに対するイメージは変わるでしょうね。そこで働く人たちも今まで以上に誇りを持って働くことができますね。私も見に行きたいです、この映画。
  2. 2009/02/23 22:48
    是非とも行ってください。日本人の持つ素晴らしさを改めて認識させられる作品だと思います。

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