闘魂のはき違え
昨日、愛荘町の秦荘中学の柔道部で村川君が亡くなった事件で元顧問に有罪の判決が出ました。しかし、体罰・暴力はなかったという判決でした。
この元顧問は結構有名な選手で秦荘中学は柔道が強い学校です。亡くなられた村川君はまだ初心者で少し喘息を持っていたということでした。亡くなった原因を聞くと受け身がまだ十分ではないのに、激しい練習をさせて頭を打ち過ぎたのではないかなと勝手に思っています。
ある程度は受け身ができても強い選手とやると、スピードについていけずに受け身がしっかりとれないということもあり得ます。顧問も学校も教育委員会もいずれにしても亡くなられていることをしっかりと肝に銘じてほしいですね。
それと、きょうのプロ野球。DeNAの中畑監督が早くも今季2度目の退場。審判に抗議に行った際に身体が接触して退場だそうです。
なんかマスゴミも乱闘騒ぎがあった時に煽り立てることがありますので、これは本当によくありませんね。
スポーツ、特に激しいものはアントニオ猪木の闘魂注入ではないですが、ビンタが横行します。先ほどの秦荘中の元顧問もよく試合で生徒をしばいていたそうです。
スポーツなどは本当は元を探れば遊びです。しかし遊びというものは、いい加減にやるのではなく、真剣にやらないと面白くはありません。だから、気合を入れるということは重要だと思います。しかし、そこには、お互いの真剣な気持ちに基づいた信頼がなければなりません。
スクールウオーズで大敗から始まったあの場面で先生が涙にぬれたこぶしで殴る場面があります。実際の伏見工業では、そんなことはなかったようですが、のちに平尾誠二氏の講演で山口監督との思い出について私は質問したことがありますが、本当に強い信頼関係があったことを平尾氏が語っていたことが印象的でした。
先日ある社長の講演で言われていた話です。
社員や生徒に対して怒るのは「自分が尊敬されてからにしろ。」そうだと思いますね。