だいじょうぶ3組
昨夜、家族で映画の「だいじょうぶ3組」を見てきました。
先月の東京家族を見たときに映画の前に紹介されていてぜひ見たいと思っていました。五体不満足の乙武洋匡さんが原作者で映画にも主役として出ていました。映画という短い中で、少し走った感じはありますが、乙武さんの素晴らしさを改めて感じさせた感動的な映画でした。
これは彦根近辺でロケが進められたそうですね。豊郷小学校の旧校舎、金亀公園、そして夢京橋にあるお好み屋の、あまからや将月など。
中でも本当に豊郷小学校は廊下などが直してあるみたいですが、素晴らしい校舎ですね。あれを解体しようとした当時の町長はハッキリ言って本当に何を考えておられたのか?こういうものを残した近江商人の教育にかける情熱、後進に対して残していった遺産。改めて感動いたしました。
映画では手足がない赤尾慎之介先生(乙武)が補助教員の白石先生(国分太一)が様々な悩みを抱えた5年3組の児童たちと真剣に向き合い成長していく姿を通して、一つにまとまっていくクラスが真摯に描かれています。
乙武さんが3年間実際に教壇に立たれたようですが、本当に苦しまれたことはあったでしょうね。乙武さんの言葉で「五体不満足は不自由だけれども不幸ではない。」がありますが、実際に人生を送られる中で私たちに見せなかった面も多いと思います。
この映画は本当に見ていただきたいと思います。家族で見て語り合うのもいいかもしれません。人は自分だけで生きてはいけません。口ではわかりきったように言いますが実際はどうでしょうかね。
乙武さんの姿を見て、私ももう少し素直に生きてもいいのかなと思いました。