恐ろしい子供たち
今日のS夕刊の投書にありました。
9日の夜8時半ごろ花火をしていた子供たちが花火を終えたのち、猫を見つけ、挟み撃ちにしたりして逃げ場をふさぎ、ネコがすきを見つけて逃げたら車にはねられ死んでしまったとのこと。それを見ていた子供たちが笑っていたということ。こんな子供が大きくなったらどうなるのか?と書いていました。
私たちも幼いころ、結構残酷な遊びをした覚えがあります。よくカエルに爆竹をくわえさせて爆破したりとか。虫や小さな動物だからいいとは言いませんが、猫や犬を死に追い込むなんて考えられませんね。
小学生のころ、藤山寛美という歴史に残る松竹新喜劇の役者がいました。寛美の劇で寛美が、うだつの上がらない、植木職人の男の役をしていましてその妻がミツバチを殺したときに「ミツバチは植物にとって大切なもの、植木職人の妻ならそのミツバチを大切にするべきなのに殺すとは何事。」と真剣に怒る場面がありました。そして、その夫のたくましさを見直した妻が惚れ直すというものです。喜劇でこんな場面も珍しいのですが、妙に印象に残っています。
寛美の劇は別にして、命を大切にすることを子供たちにしっかり教えられていないのかもしれませんね。5代将軍・犬公方の徳川綱吉の生類憐みの令とは行きすぎですが、生物(動物だけでなく植物も)によって人間は生かされているんだということをもっと私たちは認識することが必要だと思います。
食べ物を粗末にする番組などが多いですが(私あれを見るとぞっとします)、震災で命の尊さを知った私たち、今一度振り返る必要があるのかもしれません。
コメント
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2012/06/22 22:27ろくな人間を守る法律がある限りこの国はダメなまんまですな
そう思われる事案が多いと思いますわ
カエルに爆竹しましたねぇ~
私も50歩100歩ですな(笑)
[Res]ぱんやさん2012/06/23 20:44私も同じです(笑)。それにしてもこんなことをする子供が増えたのは残念ですね。ろくでもないやつが法律の抜け穴で許されるのは我慢なりませんな、必殺仕事人がいないかな。
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2012/06/23 07:57最初の記事を読んだだけで血の気が引きました
この場にいたら、怒鳴っていたかも
許せません
無抵抗の子に
許せないです
側に大人はいなかったのでしょうかね[Res]ぱんやさん2012/06/23 20:45この場にいたのは投書をした年配の女性だけらしいです。最近の子供は何をするかわからないし、あまりにも突然のことで何もできなかったのでしょうね。大人がもしついていてやったのなら許せませんね。
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パンマニア2012/06/23 20:27始めま
動物虐待ゆるせません!田舎の方のお年寄りの人達は家の前で、あらいぐまやイタチが車にひかれて死んでいたら畑の隅にでも埋めてあげてお線香を1本立ててあげるとか。核家族のせいでしょうか?昔だったらおじいちゃん、おばあちゃん達と住むのが当たり前の世の中だった様な~
実は、素朴なパンを探していたらここにたどりつきました。カステラパンなつかしいです。古代米パンもモッァレラ挟んでたべたらおいしそう!今、買いにいけないのが残念ですが新幹線にでも乗って買いに行きたいです。トラックバックでブログ読ましていただきました。
餡飯さんあなたは色白のお坊っちゃん刈りのやさしいひとでしたよ![Res]ぱんやさん2012/06/23 20:49ありがとうございます。
私が子供の頃は書いていたように、カエルに爆竹を仕込んだり、小さな虫などをコイが泳ぐ池に投げ込んだりなど、よく似たことをしていましたが、猫が車にはねられて笑う子供の気持ちは正直解りません。命の大切さ、無益な殺生は慎むことをもっと教育するべきでしょうね。
私たちの仕事も生物の命と引き換えに成り立っています。これを改めて肝に銘じたいものです。