44年目と64日目の節目

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 今年の11月は早く過ぎたなーと感じているのは私だけかなと思っておりましたら、同じような人が廻りにたくさんおられました。なぜでしょうね?長浜はイベントがたくさんあるのでそのせいかな?それとも、金を支払うほうは早く来るから金に追われているのかな?もし、それなら大変です。

 

 麻生首相、「ひょっとして短命か?」といわれておりましたが、解散をずるずる延ばしたりして今日現在、湖国唯一の宰相であった宇野宗佑さんの在位日数と並びました。いつの間にか、そんなになっていたんですね。

 宇野さんは当時、麻生さんと違って、当て馬、ガス抜き的な面がありましたので仕方ないことかもしれませんが、滋賀県人としては残念なことでした。

 ちなみに近江の国・滋賀県は天下をとっても短い。信楽(紫香楽)の宮は2年ほど、志賀の都・近江京は4年、織田信長の安土城も4年、宇野さんは64日、全部足しても10年ほどです。

 

 そんな本日、昭和39年に東海道新幹線が開業以来走っていたゼロ系の新幹線車両が今日限りで引退となりました。私達は中学の修学旅行では東京へ行きましたが、そのときに「修学旅行専用団体列車」を使いました。京都の3つの学校と長浜西中でした。こだま号ですので各駅に止まります。途中で誰も乗せることはないのに不思議でした。おかげで全部の駅を確認しました。熱海を「ねっかい」と読んだものがいまして皆でかまっていたのを思い出します。ちなみに新幹線の団体専用列車は、通常の運行本数が増えたこともあり数年前に廃止となりました。

 

 新幹線は夢の超特急と言われました。当時は、ひかり号で東京ー新大阪間を3時間10分で結びました。戦前にSLで特急つばめが8時間以上、昭和30年代に東海道線で特急こだまが6時間ほどでしたからすごく速く感じたでしょうね。新幹線のこだまは4時間20分、やはり各駅停車は時間かかります。各駅停車の特急とクイズで出た事もありましたね。

 

 その後、改良されて更に速くなり、のぞみもできて東京ー新大阪は2時間30分くらいで行くようになりました。そう言えば昔はビュフェがついていました。後に他の在来線の特急列車と同じように食堂車もできましたが、列車が早く目的地に着けるようになったので利用する人が少なくなり廃止されました。

 

 今では新幹線とフランスのTGVが世界の超特急の双璧であります。中国はTGVで台湾が新幹線でしたね。台湾はもう開通して営業しています。台湾に旅行したくなりました。小さな国ですから台北から高雄もすぐ行けますね。

 

 鉄道は何か夢を抱かせてくれる。不思議と道路にはそれを感じることができません。道路と共に建設が問題となっている鉄道ですが、どちらにしても国民に夢を与えるプランを作って欲しいものです。

 

コメント

  1. 2008/11/30 19:49
    とにかく、いずれやる必要のある工事は前倒しでも行なって、失業者を作らないようにしようというのが、ケインジアンの主張です。本当にその必要があるかもしれませんねえ、今回は。
  2. 2008/12/01 22:56
    夢の超特急が走りはじめた頃(?)北海道旅行の軍資金収集の為車内販売のバイトで新大阪×東京間を往復すること25日。そして、この13年間長浜×東京を行ったり来たり。新幹線には随分お世話になりました。年々横揺れが小さくなり快適な乗り心地になりましたが、残念ながら今朝も新型ではありませんでした。
  3. 2008/12/02 22:05
    油甚さんへ
    本来そうなんですね。目的がはっきりしているものであれば先行投資をするべきなのでしょうけれど日本は元来目的のはっきりしない公共投資が多いのは現実であると思います。
    おおの履物店さんへ
    毎日東京ー大阪を往復するのはすごいですね。色々な変化が見られて面白かったですか。仕事中はそんなこと考えられてられませんかね。
    madokaさんへ
    私も新幹線の絵を描けといえば、0系が思い浮かんでしまいますね。今のとんがったものとかくちばし型のものとかはピンと来ません。
    道路も子供の頃、テクノポリスの世界であったものが今はあたりまえですものね。

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