サッカー日本、世界チャンピオン陥落
昨日、サッカーワールドカップのアジア3次予選が各地で行われたようです。日本が所属するグループはその前の試合結果で各国2試合を残し日本とウズベキスタンが最終予選進出、前回出場の北朝鮮と本当は2次予選で敗退していたタジキスタンの予選敗退が決まりました。
何でも韓国がヨルダンに敗れて、下手したら3次予選敗退の危機だそうですね。
ある意味消化試合となった北朝鮮対日本の試合は、北朝鮮のホームゲームで平壌で行われました。前々回の最終予選でもこの試合は予定されていたのですが北朝鮮ーイラン戦で試合に負けた市民が暴動を起こしたのでFIFAがホーム開催を認めず、中立地で行われたため、22年ぶりの平壌開催になりました。
試合は日本の報道関係やサポーターもほとんど入れなかったようですね。よくテレビ放送ができたものです。面白いのは本日の日経新聞のスポーツ記事。試合の詳細を「テレビ中継をもとに執筆しました。」と書いていました。
まあ、日本の報道やサポーターをほとんど入れない、日の丸や横断幕を許さないなどの他に試合前の国歌演奏の時にブーイングで国家が全く聞こえないというのには情けないですね。
ジーコが日本の監督だったころ、「国歌演奏時は相手に敬意を表してしっかりと聞くもの。」と言っていました。その他にもジーコは「相手への敬意の大切さ」を言っています。まあ、それがわからないというのも、ある意味かわいそうな気がします。
それはともかく、ザッケローニ監督が監督就任以来負けなしだった日本はついに黒星がつきました。これで、監督就任時の親善試合アルゼンチン戦で日本が勝ち、非公式世界チャンピオンになって守り続けた世界タイトルも15回の防衛で陥落しました。北朝鮮は初の世界チャンピオンです。
北朝鮮は次はタジキスタン戦ですが、そのあと試合をするのかな、できるのかなという感じですね。えらい国にタイトルが渡ってしまいました。