好敵手(ライバル)

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 体操の世界選手権の東京大会。終了しました。団体の優勝は成らなかったのですが、日本のエース内村選手が個人総合で初の3連覇を成し遂げました。昔は世界選手権は4年に1回、後に2年に1回(五輪の前年と翌年)となり、今の毎年開催とは一緒にならないとはいえ、すごいことであるのは変わりありません。

 

 また、同じ日本の山室選手が3位に入り銅メダルでした。個人総合で2人がメダルとるということは日本の層の厚さを意味しています。

 

 さて、私が今回素晴らしいなと感じたのは、この内村、山室の両選手の関係です。両者とも高校時代からのライバル。内村選手も「今の自分があるのは山室選手のおかげ。」といいます。

 

 お互いに切磋琢磨しあい、相手の成功を喜び合う。今回も内村選手が最後の鉄棒で会心の演技を決めて優勝を確実にしたとき、それを喜びの拍手でたたえる山室選手が映りました。

 

 甘いと言われるかもしれませんが、優れたライバルの成功を喜べる、それと競える自分を誇らしげに思える人は素晴らしいと思います。

 

 お互いが、憎みあったり蹴落としあう競合関係はビジネスの世界には多くありますが、そんな情けないことではなく尊敬しあえるライバルというのは素敵だなと思います。

 

 人が成長するにはいかに好敵手を持つことが大切かを再認識させられた大会でした。

コメント

  1. 2011/10/16 20:35
    私もこの週末は体操に釘付けでした

    で、ぱんやさんは尊敬できるライバルいるの?
  2. 2011/10/16 21:30
    競合他社と一緒に仕事をしたことがありますが、切磋琢磨を心がけました。
    ライバルがいれば、いやおうなしに努力せざるを得ません。

    下駄やのおじさん
  3. 2011/10/16 22:04
     他人の成功を喜べる程人間できてはおりませんが、競争相手あっての自分であることは間違いがないですね。
    最近は外部ではなくて内部に敵がおりますので、気を抜けませんが(笑)
  4. 2011/10/17 20:11
    くんさんへ
     さすがですね。残念ながらそういう人は私にはいません、というか、相手にそう思われる自分に成長できていないんですね。

    下駄やのおじさんへ
     確かに、ライバルというかそういうのがないと努力しませんし、雲の上の人であっても、自分の年代のころのその人に負けたくないと思って努力することが大切なのでしょうね。

    CLAYさんへ
     他人の成功を喜べない自分の小ささにある意味情けなく思っています(笑・うところではないか?)野村がずいぶん前に本を出していますが「敵は我にあり」(会社にしても自分自身の中にしても)ですかね。

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