中川さんおめでとうございます。
本日夕刊を手にしたら、長浜市の功績者の表彰の記事があり「この道ひとすじ」の部門で当店も所属している、うだつ会の第2代会長でもある丸喜屋の中川安治さんが表彰されることになりました。このニュースを目にしたとき本当に嬉しくなりました。
中川さんは温かく素晴らしい方です。新聞を見てもう68歳になられていると知りビックリしたのですが若々しく、いつも前向きです。うだつ会の会合でも聞き上手というか、先ず最初に人の意見を「うん、うん。」と必ず認められます。そして、ここはこうした方がいいなと思っても、先ず相手の意見のよい所、生かすべき所から入られます。それから、ここはこうした方がいいところを言われます。だから相手も腹が立たず納得せざるを得ません。それも長々と話すのではなく的確にそれも賢いなーと思わせない優しい話し方です。ゆえに、相手側が「いやこうなんです。」というのも前向き、プラス思考の状態になっていますので、建設的な会合になります。本年のうだつ会の3つの周年事業が愉しく出来た要因の一つに中川さんの存在があると私は思います。
丸喜屋さんのお菓子は派手ではありませんが基本に忠実です。それでいてお菓子の良さを生かした「千代子餅」などいいお菓子もあります。最中も代表的なお菓子です。
中川さんを見ていると私もそういう穏やかで優しい人間になりたいものだと思います。それが一番得なんだなというのが最近わかってきました。今書いていて「とく」という字の変換で気が付いたのですが、特、得、徳と出てきました。自分らしさ、自分にしかないものの「特」これを持ち「徳」を積む人が結局「得」をするのかな。「とく」という字で順番はどうであれ、色々な組方ができるのですね。
中川さん本当におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。