今夜は起きてみられますか?
コブログではあまり書いておられませんがテレビではワールドカップサッカーのパラグアイ戦前の日本代表と大相撲の野球賭博に関する話しばかり。もうウンザリという感じです。
ワールドカップの予選リーグの第1戦でカメルーンに勝利した際にオシム前監督が「もしマスコミが決勝ゴールを決めた本田ばかりを取り上げたら危ない。チーム全体の勝利ということでとりあがるのなら日本は良くなる。」と本当にオシム語録にふさわしい言葉をいいました。
にもかかわらずマスコミは本田ばかりを取り上げます。遠く離れた南アフリカという事もあるのでしょうが、オシムの懸念が幸いにもあたらずに何とか行っています。
さて、今日のパラグアイは今回好調な南米勢の中堅国です。南米はブラジルとアルゼンチンが圧倒的に強いためパラグアイの人は非常に謙虚で他の国のように偉そうに「日本は軽く負かせる。」とは言いません。前述のオシムの言葉を借りると、そのあたりが怖いと思います。
パラグアイとの対戦は過去日本の1勝2敗3引き分け。私が覚えているのは有名なゴールキーパーのチラベルトがいたときです。
98年の日本が初出場したフランス大会前のキリンカップサッカーで対戦。パラグアイリードで迎えた終盤に日本が1点取って追いつきました。チラベルトが悔しがってボールを投げつけて返したのを覚えています。
もう一つは99年に日本が招待されたコパアメリカ(南米選手権)。日本は予選リーグで2敗1分。その一つがパラグアイ戦で0-4と完敗しました。考えたらパラグアイが親善試合などとは違って真剣に勝負したのはこの試合だけですから、それ以来の真剣勝負ということになります。
ちなみにこのときに引き分けたのはボリビア戦。ボリビアは少し力が劣るので日本は確か負けた事はないと思います。そのころ当社にもボリビア出身のH君がアルバイトに来ていました。非常にまじめで頭がいい素晴らしい人でした。
H君に「日本もボリビアとはいい勝負できるね。」というとH君は「いや~、日本強いね。」といっていた事を思い出します。
とにかく日本がワールドカップで南米から初勝利をあげることを祈りたいですね。
でも起きてみていられないだろうな~。