愛子様と織田信成選手
本日、当店の2件隣にある、ごまの蔵さんのIさんが「ぱんやさん、これ見てください。」と呼びかけられました。
お店に入ると来年の大河ドラマに関するイベントの実行委員会でしょうか?が作った浅井3姉妹を中心にした家系図を記した手ぬぐいが掲げてありました。
3姉妹とその母親である織田信長の妹・お市の方を中心にした系図に織田、柴田、豊臣、京極、徳川などの家紋を記してありました。
Iさんは普段は愛知県の人で、酒を飲んだために長浜に泊まったホテル(Y長浜)のフロント前でたまたま見つけ、購入したそうです。店に掲げておくと、それを見つけた観光客が分けて欲しいというそうです。それで実行委員会に電話をしたら卸すほどないということで、Iさんはいくつかを購入して、何人かのお客さんに実費で分けておられます。
さて話をしていると私が恐れ多くも「菊の御紋がないですね。」と言って歴史談義になりました。やっぱり天皇家は恐れ多いのでしょうね、戦国武将らの家紋と同列には並べられません。
中学時代に社会のH先生が監修した「近江のあゆみ」という本がありました。それに姉川の合戦のことが書いてあり、浅井3姉妹のその後を記述したあとに、お江が秀忠の妻となり、その娘(東福門院)が後水尾天皇に嫁ぎ、その娘(何天皇だったかな?)から「浅井家の血は天皇家に流れているといえる。」と記してあったのを覚えています。
そして信長の妹・お市の方が浅井家に嫁ぐことから、織田家~浅井家~徳川家~天皇家のつながりが当然できるわけで、Iさんが「つまり織田信成選手と愛子様は遠くつながっているということですね。」という話になりました。
まあ、考えてみれば私も結婚したら近くの商店街に親戚が3件も新たにできたわけで、元をたどれば皆結構つながっているものです。それでも織田家というのはたいしたものですね。本能寺の変があってもまだ家系が残っているのですから。豊臣家は残念ながらわかりませんからね。
歴史のロマン?を感じさせるものでした。