出てきた本
しばらく書いていませんでした。この文を書くことが多くなりました(笑)。最近、なまずけないようです。そのなまずけなさの象徴でしょうか今日散らかっている私の部屋で小さな本が出てまいりました。カバーに書店Aカデミーとしてありますので文化書店さんの楽市にあった店で購入したものでしょうね。
本の題名は「コツがわかる短い短いスピーチ」(今泉正顕)。突然の指名などでの挨拶に困らないための文例集であります。3分間ではなくもっと短い、乾杯の音頭や閉めの挨拶で使うものです。
私はスピーチが苦手。このようにうまく話せたらな~と思うのですが、なかなかできません。
この文例のねたはブログでも使えそうなものです(笑)。 1つあげてみましょう。
金銭を残して死ぬのは”下”である
中国の管子に次のような言葉があります。
一年の計を考えるなら、花を植えるにしくはない。
十年の計を考えるなら、木を植えるにしくはない。
百年の計を考えるなら、人を育てるにしくはない。
「人づくり」の大切さを、うまくあらわしています。
初代東京市長を務めた後藤新平も似たようなことを言っています。
金銭を残して死ぬのは”下”
事業を残して死ぬのは”中”
人材を残して死ぬのは”上”
「人材育成」と口にするのは簡単ですが、実行は大変なことです。
というものです。いえてますね。しかし、何も残さずにガラクタばかり残されるのはつらいですけどね(笑)。
先日tossanさんの記事にありましたお店は当社の近所のお店から独立されたのですが、素晴らしいお店を作られる人を育て上げられたことはすごいなと思います。
また、ある有名な企業の社長が講演で「私の誇りは私の元から独立したものたちが皆成功していること、そしていつも帰ってきてくれること。」といわれたのには感動しました。
最後に天秤の唄Part2に出てくる近江商人の言葉。
「金残すを下、事業残すを中、人を残すを上とする。されど金なくして事業なりがたし、事業なくして人育ちがたし。」これこそいえてますね。
ナガ~イ文章ですみません。