お手本になれるかな?
明日、今年で4回目の横浜市・荏田南中学校が修学旅行で丁稚弟子入り体験としてこられます。メイさんの文に、ようやく送られてきたプロフィールカードを見て「不安などが一変しました。」とありました。
私は正直、この子達に何を持って帰っていただけるか今でも不安であります。先日の打ち合わせ会の資料を再び読ませていただきましたが、本当にいい事が書いています。来た時の子供たちが、体験し感動し人が変わる。そして互いが高まる。「体験を通じて子供たちの高まりを実感しよう!!」なんと美辞麗句。
明日わずか6時間で、変われるほど人間は甘くありません。
ただ、この縁は大切にしなければと思っています。私の小学校6年の担任だった饗場茂司先生が「一期一会」と言う言葉をよく使われました。
小学校の国語でノーベル文学賞の川端康成さんが書かれた文でハワイのカハラ・ヒルトンホテルのプールサイドのテーブルの上のグラスが朝日によって美しく照らされている。後に今日はどうだと見ると、どうもいけない。という文が出ていて、それらがつながりあって、何か私に残っています。
この一期一会の出会いを大切にする修学旅行であって欲しいなと思います。そのためにはハッキリ言って今回のような対応では生徒たちがかわいそうな気がします。やはり、各お店も自店の仕事とは関係なしにボランティアで応対されますので、そのあたりの礼儀などを先日も言いましたがしっかりやっていただきたく思います。
さて、ていくさんが本日、「子供のけんか」と言った昨日の党首討論。補正予算の選挙目当てのバラマキの中にアニメ資料館でしたか、討論の中で出てまいりました。何でも版権がからんでランニングコストが想定外のものが出てくるとか。官僚の欲に付け込んで一儲けしようというものの提案で色々な事が出るのでしょうね。
京都にある「わたしの仕事館」赤字で困っているそうですが、仕事を体験させて人間を変わらそうと言うなんとも高尚な施設なのですから、厚生労働省と文部科学省がしっかり連絡を取って、こういう修学旅行に使えばいいのにと思います。