無罪??
昨日(26日)から今日にかけて各テレビ局では、小沢一郎衆議院議員無罪の様子と、小沢系議員の舞い上がった様子を映し出していました。
一方、新聞・テレビの報道では限りなく黒に近い無罪とあり、国民にはなかなか理解できない裁定です。新聞報道の一部を抜粋して記します。
“「主文、被告は無罪」・・・。「私の抹殺が目的」「国家権力の乱用」と検察批判を展開した初公判から204日。小沢の法廷闘争が区切りを迎えた瞬間だった。
「秘書は、被告人の意向や利益に反して事務処理を行うことの出来る立場にない」「政治的立場や、金額の大きい経済的利害に関わるような事柄を秘書が判断できるはずがない」・・。
判決は、小沢の法廷説明のいくつかを「不自然」「措信(信頼)出来ない」と評し、こう続けた。
「指定弁護士が、被告人には共謀が成立する旨主張していることは相応の根拠があるが、十分な立証がされたとは認められない」
これが小沢の周囲に常に見え隠れしてきた「政治とカネ」の問題に、司法が下した結論だった。”
これでは国民の疑問と政治不信が益々募るばかりです。
「政治は公に帰すべきものであって、私に帰すべきにあらず」とは勝海舟?の言葉ですが、是非とも小沢一郎と彼を信奉する人に捧げたいと思います。さらに「政治は最高の道徳である」とはアリストテレスの言葉ですが、この言葉、小沢一郎は聞いたことも見たこともないことでしょう。
今こそ国民総てが、有るべき国政(地方も含め)の姿を求めて立ち上がるべき時ではないでしょうか?