花道
一昨日(27日)の産経新聞「正論」は、評論家屋山太郎氏が「小沢よ『無罪』を引退の花道に」と題して思いを述べておられました。傾聴に値するものと思い、以下に抜粋して記します。
“・・・。角栄氏が、党のカネも自分のカネもふんだんに使ったのに対して、小沢氏は、自分の金を使わず政党助成金を握ることで、大派閥を形成し維持したのである。
小沢氏は新進党を解散し、自由党を分裂させ、民主党に転がり込んで母屋を取る。その手口は、党のカネを握って傘下の議員を増やすというものだ。解散した党に残った政党助成金を、小沢氏は私物化し、その総額は一説に28億円と云われているが、小沢氏は一切明らかにしていない。
・・。結果は選挙の責任者になって、小沢氏は何百億円もの政党助成金を自らの一存で使い「小沢ガールズ」をはじめ100人余の追随者を当選させた。小沢氏は公金で「党中党」を築いたのである。
・・。小沢氏は、議員を含め600人を引き連れて訪中し、屈辱的な朝貢外交を展開した。今、嫌中感情を抱く日本人は9割に達している。
・・。民主党政権を大きく躓かせた張本人は小沢氏であって自らの政策失敗を反省せず、後続の野田氏を責めるのは恥知らずだ。度し難い古い政治を引きずっている小沢氏に、強く政界引退を勧めたい。”
我が意を得たり!の思いです。