無罪??
昨日(26日)から今日にかけて各テレビ局では、小沢一郎衆議院議員無罪の様子と、小沢系議員の舞い上がった様子を映し出していました。
一方、新聞・テレビの報道では限りなく黒に近い無罪とあり、国民にはなかなか理解できない裁定です。新聞報道の一部を抜粋して記します。
“「主文、被告は無罪」・・・。「私の抹殺が目的」「国家権力の乱用」と検察批判を展開した初公判から204日。小沢の法廷闘争が区切りを迎えた瞬間だった。
「秘書は、被告人の意向や利益に反して事務処理を行うことの出来る立場にない」「政治的立場や、金額の大きい経済的利害に関わるような事柄を秘書が判断できるはずがない」・・。
判決は、小沢の法廷説明のいくつかを「不自然」「措信(信頼)出来ない」と評し、こう続けた。
「指定弁護士が、被告人には共謀が成立する旨主張していることは相応の根拠があるが、十分な立証がされたとは認められない」
これが小沢の周囲に常に見え隠れしてきた「政治とカネ」の問題に、司法が下した結論だった。”
これでは国民の疑問と政治不信が益々募るばかりです。
「政治は公に帰すべきものであって、私に帰すべきにあらず」とは勝海舟?の言葉ですが、是非とも小沢一郎と彼を信奉する人に捧げたいと思います。さらに「政治は最高の道徳である」とはアリストテレスの言葉ですが、この言葉、小沢一郎は聞いたことも見たこともないことでしょう。
今こそ国民総てが、有るべき国政(地方も含め)の姿を求めて立ち上がるべき時ではないでしょうか?
コメント
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よこちん2012/04/28 10:50「自分もあんな人になりたい」と憧れ?を感じられる政治家が出てきてくれるといいのですがね。
私人として話す機会が少ないので少し遠い存在に感じてしまうのかも知れませんが…
元中曽根首相の「お前は西郷さんみたいになれよ」と幼い頃からいつも母親から励まされたとの話を聴く機会がありました。また元橋本龍太郎首相も複雑な家庭環境に育ちながらも継母の立派な人格に育てられた思いも聞く機会がありました。人を導くのは人柄、人格なんですね。
マスコミも言葉の一部だけ切り取って情報を操作するような所があるのでいけませんね。
うまくやって当り前の厳しい世界ですが、言動が人の仕合わせを左右する、「最高の道徳」実践の場なのですね。
ご活躍を期待しております。 -
無鉄砲2012/04/29 12:26「正義の反対は悪じゃない。それはまた別の正義だ。」
国家観の薄い代議士たちが自己に都合の良い正義を振りかざし揉めているのが今の政界です。 -
2012/04/29 21:16よこちんさん、有り難うございます。
国政にも地方にも憂国の士はいると思います。一方に不純な考えで政界に出た人がいることも事実だと思います。
主権は国民にあるのですから、次回の選挙以降、政党でなくて人物で選ぶべきだと思います。
仰るように、09年の選挙のようにメディアに流されないことが大切だと思います。
少なくとも現政権は国民の仕合わせを考えているとは思えません。 -
2012/04/29 21:23よこちんさん有り難うございます。
国政にも地方にも憂国の士はいると思います。一方、不純な思いで政界に出た人もいるでしょう。
国民に主権はあるのですから、次回選挙以降、09年の失敗をしないことです。それは決してにメディアに流されず、人物で選ぶべきだと思います。
少なくとも現政権は国民の仕合わせを考えているとは思えません。 -
2012/04/29 21:26よこちんさん、上手く繋がらず繰り返しになりました。お許しください。
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2012/04/29 21:40無鉄砲さん、有り難うございます。
仰るとおりであって、まことに悲しい姿です。
私は以前から政党は国家観を明確に示し、それに基づいた内政・外交・防衛政策を示して選挙に臨むべきだと思っています。
それがポピュリズムに走り、国民のご機嫌をううかがっているようでは真の政治は出来るはずがありません。