潔く
19日でしたか、「私の顔が見たくないなら早く法案を通せ」とVサインではしゃいでいた人がいました。
内閣不信任案が提出される6月2日、民主党代議士会で「一定のメドがついた段階で、若い世代に引き継ぎたい」と辞任をにおわせ、嘘つき鳩の「重大な決意をされた」の言葉を引き出すと云う茶番劇がありました。結果はご承知のとおりです。
あの前日、「不信任案を野党が提出したら賛成します」と言っていた人が、当日「野党の不信任案に乗るなんて邪道だ」と発言。その人は原口一博前総務大臣。こんな人の集まりが与党民主党の姿なんですねェ!
菅は退陣表明以来怖くて記者会見を開いていません。民主・自民の幹事長は「首相延命のための延長国会は認めない」の認識で一致しています。しかし菅は、自らに近い議員に「辞任時期は言わない」と伝えているようです。
渡辺恒三民主党最高顧問は昨年9月の代表選挙を振り返り、「とにかく小沢を代表にしちゃいけないというので、みんな菅に入れたけど、本当にひでえのにやらせちゃたな」と嘆いているようです。
国民の中には「今なぜ不信任案を出すのだ。復興が最優先だ」と言う方もおられます。しかし、不信極まる菅では内政外交共に動きません。一刻も早く退陣して新たなトップを選び、4Kは一時棚上げし、新たな内閣で復興に動き出すことこそ結果ははるかに早いと思います。
6月2日に不信任案を可決していたら、今頃スピード感を持って復旧・復興に向かっていたのにと思うと残念でなりません。
菅さん、我執から離れ天下国家のために潔く身を引くのだ!これ以上恋々として晩節を汚してはダメでしょう!