決別
昨日(8日)午前0時頃から正午にかけて、中国海軍の艦艇8隻が昨年4月に続き沖縄本島と宮古島の間を通過しました。中国海軍は日本の現状を見て、最早日本国にも自衛隊にも配慮しない姿勢を示しているようです。
この様な国にした鳩山政権、菅政権の責任は極めて重大です。
鳩山政権の沖縄問題に始まり、菅政権誕生後は昨年8月10日の日韓併合条約100年の談話で「痛切な反省と心からのお詫びを」と表明。仙谷の「土地を奪うという事実もあった」とは無知と事実誤認で日本を貶めました。
植民地時代に日本が朝鮮半島の人々の土地を奪った事実のないことは、ソウル大学経済学部の李榮薫教授の「韓国の方々」が指摘済みです。
9月7日の尖閣諸島沖での中国船衝突問題は、温家宝首相に恫喝されて船長を即時釈放。責任は那覇検察庁の判断だと卑怯な弁明を展開し、以後は徹底した隠蔽工作(何処かの国と同じです)。
11月1日メドベージェフ大統領がロシア大統領として初めて北方領土を訪問。事前情報があったにも拘わらず、菅政権は対処できず。
11月13日の横浜APECで胡錦涛国家主席に尖閣領海侵犯問題を出せばいいのに、首相は主席を正視することも出来なかった。おまけに会談ではおどおどと視線を落としてメモを読むだけ。それほどに中国を恐れるのが菅首相である。
菅外交は見るも無惨だが、この1年間に菅政権が行ったことは、終始一貫、日本を貶めることだった。
3月11日のあの日、午前中菅首相の資金管理団体に対する在日韓国人男性の104万円の献金が発覚。それを、幾万の人々が命を失いつつあった悲劇と混乱の中、14日に返金するという行動は姑息であること限りなし。
今必要なのは、菅流政治との決別である。国際社会で怯えることなく国益を主張出来る国になることだ。国内の課題解決に責任を持てる政治を作ることだ。
「菅首相に申す」(櫻井よし子)より引用