代表選
昨日(2日)は民主党代表選挙に出る菅・小沢両氏の公開討論会がありました。小沢の話を聞いていると何もかもはぐらかしているように感じるのは私だけでしょうか?しかも既に話がぶれています。
前日は普天間問題について「腹案がある」と述べながら、それを話してもらいたいと菅氏につっこまれると「今こうするああするという案を持っているわけではない」と云う。
さらに、菅氏の「お金にまみれた政治文化を変えなくてはならない」「小沢さんの政治の在り方は、お金と数の原理が色濃くある」とはよくぞ云った。よほど腹に据えかねているのでしょう。
そもそも自由党が民主党と合併するときの小沢グループの勢力は30人程でした。その後党代表や幹事長を務める中で選挙毎に党の選挙資金を特定の候補に多額を注ぎ、さらに自分の秘書を送り込み今日の小沢チルドレン作りに勢力を注ぎました。
結果、今や小沢グループは150人を超える勢力になっています。小沢にとっては、庇を借りて母屋を乗っ取った気分でしょう。
過去の流れや現実を見ると、小沢が党首になれば如何なること(独裁手法)が待っているか国民は想定しているのです。そのことが菅続投を6~7割の国民は望んでいるのだと思います。
かといって菅の手腕や業績に期待をしているわけでは決してありません。未だ3ヶ月だからもう少しやらしてみなくては・・・と言う意見もありますが、彼の思想の根本を考えたとき必ず行き詰まると思います。
いずれが党代表となり内閣の首班に指名されても、内政・外交・防衛(安全保障)問題はいよいよ難しくなるであろうことが予想されます。したがって、私にはこの先日本国が良くなる希望が見えてきません。これが杞憂であれば良いのですが?