松尾先生を悼む

テーマ:よもやま話
マツリートさんのブログに載りましたが、孔雀山で長年振付をしていただいた市川松尾先生がお亡くなりになりました。
先生には本当にお世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

思い出深いのは、やはり自分が筆頭をしたときのこと。「できるだけ派手な芸がいいな~太十とか」と思っていたら先生からのご提案は[野崎村」。お染久松の譚なんですが・・「野崎村ってどんな芸やったっけ?」から「ええ~辛気臭い芸やな、お光の出来がすべてやんか~」と、当時は野崎村の良さが全くわからなかったわけです。
しかも自町の役者はお光を演じた河路雄太君一人。あとはいろいろな伝手で出演を快諾いただいた、いわゆる「借り役者」が4人。

ところが松尾マジック。出来が素晴らしく良いのです。
神戸町組孔雀山は、もともと大店ばかり集まっていたので、12の山組で唯一1町1山組です。(通常は3~5つの町が集まって一つの山組を構成します) 昔は丁稚・手代など人手に事欠かなかったこの町は人数も少なく、祭の執行を行うのがやっとこさ。芸の出来はかまっていなかった、というのが現状でした。

5人の役者さんのキャラクターがうまく合ったのでしょうが、本当に感動的な舞台でした。
それぞれの子どもたちの個性をうまく引き出していただいた松尾先生のお力です。

感動的といえば、その次にけろっぴさんが筆頭をした時の 重の井子別れ も絶品でした。
三味線はマツリートさん。こちらは、東京NHKホールまで行かしてもらいましたが、司会の生稲さん始め、会場のあちらこちらですすり泣く姿が見られました。

と、こう書き綴ると余計に残念な気持ちが強くなってきます。
松尾先生 お安らかにお眠りください。

コメント

  1. 2009/10/25 09:25
    本当に大当たりばかりでしたね。松尾マジックすばらしかったです。
    来年、孔雀山でご一緒できると思っており、本当に残念です。

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